Reference Guide
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メモ
DPM サーバーが多くのコンピュータを保護している場合には、電子メールでレポート
を送信する配布スケジュールに時間差を設けるようにしてください。すべてのレポート
をいっせいに送信するようにスケジュールすると、SQL Server Reporting Services の
メモリ制限により、一部レポートを送信できなくなる可能性があります。
次の表に、使用可能なレポートと、その使用法を要約します。レポート内のデータを解釈
する方法については、DPM ヘルプの「Report Types
(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=102086)」を参照してください。
DPM レポート
レポート名 内容
ステータス ステータスレポートには、指定期間の全復旧ポイントの状態、回
復ジョブの一覧、復旧ポイントの成功と失敗の総数、ディスクベ
ースおよびテープベースの復旧ポイントの作成数が示されます。
このレポートには、発生するエラー頻度の傾向とアラート数の一
覧が示されます。
このレポートは、次のような場合に使用します。
• 昨日何が起こったか知りたい場合 先週何が起こったか知り
たい場合 先月何が起こったか知りたい
場合
• 何が成功して何が失敗したか知りたい場合
• エラー傾向を知りたい場合 最も最近発生したエラーを知り
たい場合
• サービスレベルアグリーメント(SLA)で設定した復旧ポイ
ント目標(RPO)が達成されているかどうか知りたい場合
メモ
ステータスレポートでは、レポート期間中に記録された
アラートはエラーコードで示されます。エラーコードに
関連付けられているエラーメッセージを確認するには、
「
Error Code Catalog(http://go.microsoft.com/fwlink/
?LinkId=91861)」を参照してください。
テープ管理 テープ管理レポートは、テープのローテーションと使用停止に関
する詳細情報を示し、空きメディアのしきい値を超えていないこ
とを検証します。
このレポートを使用して、ライブラリとオフサイトロケーション
間のテープ循環を管理します。
テープ使用率 テープ使用率レポートには、容量計画を立てるのに役立つリソー
ス(ディスク/テープ)の使用傾向情報が示されます。
このレポートは、テープの割り当てと購入の判断に使用します。