Reference Guide

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データソースのパスの変更
共有データソースのパスの変更
共有フォルダを保護する場合には、共有フォルダのパスに、ボリュームの論理パスが含まれて
います。ここで共有フォルダを移動すると、保護は失敗します。
保護されている共有フォルダを移動する必要がある場合には、保護グループからこのフォルダ
をいったん削除して、移動後、これを保護グループに追加します。
暗号化データソースのパスの変更
暗号化ファイルシステム(EFS)を使用するボリューム上の DPM 保護対象データソースのパス
を変更する際に、新しいファイルパスの文字数が 5120 文字を超えた場合、データ保護は失敗
します。保護対象データソースの新しいファイルパスは、5120 文字未満になっているようにし
てください。
関連項目
ファイルサーバーまたはワークステーションのタイムゾーンの変更方法
ファイルサーバーまたはワークステーションの名前の変更方法
保護されたファイルサーバーとワークステーションの管理
ファイルサーバーとワークステーションのドメイン移動
ファイルサーバーとワークステーションのドメイン移動
保護対象コンピュータについて、次のことを行うことはできません。
保護対象コンピュータのドメインを変更して、そのまま保護を続ける。
保護対象コンピュータのドメインを変更して、既存のレプリカと復旧ポイントをそのコン
ピュータと関連付ける。
保護対象コンピュータのドメインはできるだけ変更されないことをお勧めします。保護対象コ
ンピュータのドメインを変更する必要がある場合には、次の 2 つの作業を実行してください。
そのコンピュータに元のドメインメンバシップを残したまま、保護グループからそのコン
ピュータのデータソースを削除します。
コンピュータが別のドメインのメンバになった後で、コンピュータ上のデータソースの保
護を開始します。