Reference Guide

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4. DPM サーバー上の DPM 管理コンソールを使用して、保護エージェントをインストー
ルします。
5. DPM サーバー上で保護グループにデータソースを追加します。
保護エージェントと保護グループに関連するタスクの実行については、
DPM ヘルプ
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=102087)を参照してください。
ストレージグループとデータベースの追加
保護対象の Microsoft Exchange サーバーに新しいストレージグループを追加する場合、これを
保護グループに手動で追加する必要があります。
新しいデータベースをストレージグループに追加する際には、完全バックアップが必要です。
このバックアップは、高速完全バックアップまたは整合性チェックによって取得できます。
完全バックアップが完了するまで、差分バックアップは失敗します。
データベースのマウント解除
保護対象ストレージグループに属するデータベースのマウントを解除すると、そのデータベース
に対する保護ジョブのみ失敗します。そのストレージグループのログは切り詰められません。
データベースのマウント解除が長く続くほど、Microsoft Exchange サーバーのログ領域がオーバ
ーフローする可能性が高くなり、Exchange サーバー上のストレージグループのマウントが解除
される結果となります。データベースが必要なくなった場合には、削除してください。
データベースまたはログファイルのパスの変更
保護対象のデータベースまたはログファイルを、DPM によって保護されるデータが含まれる
ボリュームに移動した場合、保護は続行されます。保護対象のデータベースまたはログファイ
ルを、DPM によって保護されていないボリュームに移動した場合、アラートが表示され、保護
ジョブは失敗します。アラートを解決するには、アラートの詳細で、保護ジョブを変更する
ンクをクリックし、整合性チェックを実行します。
パスの変更後に復旧ポイントを作成した場合、古いパスに基づいた復旧ポイントから、ストレ
ージグループまたは復旧ポイントを回復することはできません。ただ、データをネットワーク
フォルダに回復することはできます
データベースまたはログファイルのパスを変更した後で Microsoft Exchange 2003 ストレージ
グループを回復する場合は、最新の復旧ポイントがパス変更前のものであるとき、回復処理に
より、ファイルは古いパスにコピーされ、データベースのマウントが試みられます。データベ
ースをマウントできた場合、回復処理は成功したように見えます。