Reference Guide

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このような場合、次のいずれかの対応策を行うことができます。
データベースを元のパスに戻し、ストレージグループをもう一度回復します。
ネットワークフォルダにコピーする オプションを使用して、データベースを回復します。
コピー先としてデータベースの新しい場所を指定します。ファイルをコピーしたらデータ
ベースをクリーンシャットダウンする オプションを選択します。 回復後にデータベー
をマウントします。
データベースまたはログファイルのパスを変更した後に Exchange 2007 ストレージグループを
回復する場合には、最新の復旧ポイントがパスの変更前のものであっても、データベースは新
しい場所に回復されます。
ディスクからテープのバックアップを使用するストレージグループのログファイルのバスを変
更し、パスを変更する前まで差分バックアップしか行っていなかった場合、最新 復旧ポイント
を使用してストレージグループを回復しようとすると失敗します。この問題を解決するには、
以下の対処法のいずれかを実行します。
完全バックアップを実行し、もう一度ストレージグループを回復します。
ストレージグループとしてではなく、個々のデーダベースを回復します。
ストレージグループをファイルとしてネットワークフォルダに回復します。
ストレージグループの名前の変更
保護対象コンピュータの名前はできるだけ変更されないことをお勧めします。ストレージグ
ループの名前を変更するには、ストレージグループの保護をいったん停止してから、名前を変
更し、それからストレージグループの保護を再開します。次のことを行うことはできません。
保護対象ストレージグループの名前を変更して、そのまま保護を続ける。
保護対象ストレージグループの名前を変更し、そのストレージグループと、既存のレプリ
カと復旧ポイントとを関連付ける。
保護対象ストレージグループの名前を変更するには
1. 保護グループからストレージグループを削除します。
レプリカと復旧ポイントを保持した場合、レプリカを削除するまで、データは管理者に
よる回復用にはアクセス可能となります。
2. ストレージグループの名前を変更します。
3. DPM サーバー上の保護グループにストレージグループを追加します。
保護グループに関連するタスクについては、
DPM ヘルプ
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=102087)を参照してください。