Reference Guide
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クリーンシャットダウン状態のストレージグループまたはデータベースをネットワーク共有
に回復するには
1. DPM サーバー上で、ネットワークフォルダにコピーする オプションを選択して、スト
レージグループまたはデータベースを回復します。
2. 回復先の指定 ページで、Exchange 2007 サーバーを実行しているサーバー上のフォル
ダを指定します。
3. 回復オプションの指定 ページで、ファイルをコピーしたらデータベースをクリーンシ
ャットダウンする オプションを選択します。
4. 概要 ページで、回復 をクリックします。
クラスタ連続レプリケーションとローカル連続レプリケーションの回復
DPM は、保護トポロジとは関係なく、常にアクティブノードへの回復を行います。
アクティブノードの障害から回復するには
1. Exchange サーバーデータベースの 復元により上書きする プロパティを True に設定し
ます。
2. DPM サーバー上で、元の場所へ復元する オプションを選択して、ストレージグループ
またはデータベースを回復します。
3. Exchange サーバー上の Exchange 管理シェルで、get-storagegroupcopystatus を実
行して、コピー状態を検証します。
回復後、パッシブノードとアクティブノードの同期を取る必要があります。
パッシブノード上のデータベースまたはログが破損している場合、次のいずれかの方法で、
データを回復します。
パッシブノードの障害から回復するには
1. Exchange サーバーの Exchange 管理シェルで、障害が発生したストレージグループに
対して suspend-storagegroupcopy を実行します。
2. コピー場所(パッシブノード)からすべての .logs ファイル、.chk ファイル、およ
び .edb ファイルを削除します。
3. DPM 回復ウィザードで、パッシブノードに対してデータベースのクリーンシャットダ
ウンを実行することなく、データベースファイルをコピーします。
4. パッシブノードの適切な場所にファイルを移動します。
5. パッシブノードから、共通ログファイル(アクティブノードとパッシブノード間のロ
グ)を削除します。たとえば、フェールオーバーで、同じログファイル名の新しいログ
ストリームが生成されている場合があります。
6. Exchange サーバーの Exchange 管理シェルで、障害が発生したストレージグループに
対して resume-storagegroupcopy を実行します。