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データベースを SQL Server の別のインスタンスに回復する方法
データベースを SQL Server の別のインスタンスに回復するには、任意の SQL インスタンスに
回復する オプションを使用します。このオプションは、データベースを回復するとき復旧ポイ
ントとして 最新 を選択した場合には使用できません。
データベースを SQL Server の別のインスタンスに回復するには
1. DPM 管理者コンソールで、ナビゲーションバーの 回復 をクリックします。
2. 参照機能または検索機能を使用して、回復するデータベースを選択します。
3. カレンダを使用して、復旧ポイントを取得する太字の日付をクリックします。 回復時
メニューに、使用可能な各復旧ポイントの時間が表示されます。
4. 回復時間 メニューで、使用する復旧ポイントを選択します。復旧ポイントとし 最新
は選択しないでください。
5. 操作 ウィンドウで、回復 をクリックします。
回復ウィザードが開始します。
6. 回復選択のレビュー ページで、次へ をクリックします。
7. 任意の SQL インスタンスに回復する を選択し、次へ をクリックします。
8. 回復先の指定 ページで、実行できるアクションは、SQL Server データベースのバージ
ョンによって異なります。
SQL Server 2000 によって作成されたデータベースを回復する場合は、データベー
スの回復先として SQL Server の代替インスタンスを指定します。データベース
は、元の場所で使用されていたパスと完全に同じパスになる必要があります。
SQL Server 2005 によって作成されたデータベースを回復する場合は、データベー
スの回復先として SQL Server の代替インスタンスを指定します。元の場所でデー
タベースが使用されていたパスと異なるパスを指定することもできます。
9. ネットワークの使用帯域幅の調整、SAN ベースの回復、および電子メール通知用の回
復オプションを指定したら、次へ をクリックします。
10. 概要 ページで回復設定を確認したら、回復 をクリックします。
関連項目
SQL データベースを元の場所に回復する方法
SQL データベースを回復し、名前を変更する方法
SQL データベースをネットワークフォルダにコピーする方法
SQL データベースをテープにコピーする方法
SQL データベースを回復し、追加のログバックアップを適用する方法