Reference Guide

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9. グループの変更ウィザード グループメンバを選択する ページで、Server2 を展開
し、サーバーファームを選択したら、ウィザードを終了します。
整合性チェックが始まります。
10. 手順 6 を実行している場合には、ここで、追加したボリュームを保護グループから削除
できます。
Windows SharePoint Services ファームへのデータベースの追加
Windows SharePoint Services ファームに対してデータベースの追加または削除を行うと、
DPM でレプリカが不整合であると検出され、管理者にアラートが発行されます。
データベースが追加された場合には、保護グループを変更するためのリンクがアラートに含ま
れています。グループの変更ウィザードを終了すると、DPM が整合性チェックを行います。
追加されたデータベースも含めてファームの保護は引き続き行われます。
データベースを削除した場合は、レプリカを保持するオプションを選択して、ファームの保護
をいったん停止し、それからファームを保護グループに追加し直す必要があります。
Windows SharePoint Services ファームに対するサーバーの追加
と削除
DPM は、サーバーファームを保護するのにシングルフロントエンド Web サーバーを使用しま
す。他のフロントエンド Web サーバーを追加したり、DPM によって使用されているサーバー以
外のフロントエンド Web ーバーを削除する場合には、ファームの保護には影響ありません。
サーバーファームの保護を続けながら、DPM が使用しているフロントエンド Web サーバーを
削除する方法については、「
フロントエンド Web サーバーの変更」を参照してください。
Windows SharePoint Services データの回復
Windows SharePoint Services データの回復には、次の注意事項があります。
Windows SharePoint Services のサイトおよびアイテムに対する回復ウィザードの概要ペー
ジに、アイテムの詳細は表示されません。Windows SharePoint Services ファームを回復す
る場合、DPM は、ファームの構成データベースを回復しますが、回復ウィザードの概要ペ
ージのアイテムの詳細にこのデータベースは表示されません。
管理コンテンツデータベースは、ファームのセットアップ時に管理集中サイトで最初に作
成されるコンテンツデータベースです。この管理コンテンツデータベースは直接回復しな
いようにしてください。このデータベースを直接回復すると、Windows SharePoint
Services ファームにデータ破損が生じる原因になります。
参照タブの復旧ポイント時間と、Windows SharePoint Services データの検索タブでの復
旧ポイント時間が異なっている場合があります。検索タブには、サイト、ドキュメント、
およびフォルダの正確な復旧ポイント時間が示されます。参照タブには、ファームのバッ
クアップ時間が表示されます。