Reference Guide
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• Windows SharePoint Services のドキュメントは、ドキュメントのバージョン管理が有効に
なっている場合には、次のいずれかの状態になります。
• 作成済みで未チェックイン - 作成者にのみ表示されます。
• チェックイン済み - 管理者と、発行権限を持つユーザーに表示されます。
• 発行済み - 承認権限を持つユーザーに表示されます。
• 承認済み - すべての閲覧者に表示されます。
Windows SharePoint Services データを回復する場合、チェックイン済み、発行済み、また
は承認済みのドキュメントのみ回復されます。チェックインされていないドキュメント
は、サイトコレクションまたはドキュメント回復の一部としては回復されません。ユーザ
ーまたはサイトコレクションのごみ箱にあるドキュメントは、サイトコレクションまたは
ドキュメント回復の一部としては回復されません。
本項の内容
Windows SharePoint Services ファームを回復する方法
Windows SharePoint Services サイトを回復する方法
Windows SharePoint Services アイテムを回復する方法
Windows SharePoint Services ファームを回復する方法
Windows SharePoint Serfvices ファームを回復するには、回復先が次の要件に合っている必要
があります。
• フロントエンド Web サーバーが、復旧ポイントが作成されたときと同じである必要があり
ます。
• フロントエンド Web サーバー上にファーム構造が構成されている必要があります。これ
で、ファームデータが既存の構造に回復されます。
• SQL Server のインスタンスが、復旧ポイントが作成されたときと同じ名前で構成されてい
る必要があります。
ファームデータを実行中のファームに回復するには
1. DPM 管理者コンソールで、ナビゲーションバーの 回復 をクリックします。
2. 保護されたデータ ウィンドウで、回復するファームが含まれるサーバーを展開し、
すべての保護対象 SharePoint データ をクリックします。
回復可能アイテム ウィンドウに server name\farm name としてファームが表示され
ます。
3. カレンダと 回復時間 メニューを使用して、復旧ポイントを選択します。
4. 回復可能アイテム ウィンドウで、ファームアイテムをクリックします。
5. 操作 ウィンドウで 回復 をクリックします。
6. ウィザードを終了します。