Reference Guide

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保護されているファームが使用できない場合にファームデータを回復するには
1. 元の保護対象ファームと同 SQL Server のインスタンスとフロントエンド Web サー
バーを使用する新しいファームを作成します。
2. DPM が元のファームを保護するのに使用していたフロントエンド Web サーバー上で、
コマンドプロンプトから次のコマンドを実行して Windows SharePoint Services VSS
Writer サービス(WSS Writer サービス)を登録します。
stsadm -o registerwsswriter
3. DPM サーバーの DPM 管理コンソールで、ナビゲーションバーの 回復 をクリックし
ます。
4. 保護されたデータ ウィンドウで、回復するファームが含まれるサーバーを展開し、
すべての保護対象 SharePoint データ をクリックします。
回復可能アイテム ウィンドウに server name\farm name としてファームが表示され
ます。
5. カレンダと 回復時間 メニューを使用して、復旧ポイントを選択します。
6. 回復可能アイテム ウィンドウで、ファームアイテムをクリックします。
7. 操作ウィンドウで、回復 をクリックします。
8. ウィザードを終了します。
9. サーバーファームの主要フロントエンド Web サーバー上で、SharePoint 製品とテクノ
ロジの構成ウィザードを実行し、このフロントエンド Web サーバーをファームから切
断します。
メモ
サーバーファームの主要フロントエンド Web サーバーが、DPM がファームの
保護に使用するフロントエンド Web サーバーでない場合、DPM がファームの
保護に使用するフロントエンド Web サーバーも切断する必要があります。
10. インターネットインフォメーションサービス(IIS)を開き、そのファームに関連する
すべての Web サイトとアプリケーションプールエントリを削除します。
11. SharePoint 製品とテクノロジの構成ウィザードを実行し、既存のサーバーファーム
への接続を選択し、手順 1 で作成したファームのサーバー名とデータベース名を指
定します。
メモ
サーバーファームのすべてのフロントエンド Web サーバーに対して手順 11
実行します。
12. SharePoint 製品とテクノロジの構成ウィザードを完了する ページで、詳細設定 をク
リックし、次へ をクリックします。
13. 詳細設定 ページで、このマシンで Web サイトをホストする オプションを選択し、ウィ
ザードを終了します。