Reference Guide
94
仮想サーバーでの Windows メンテナンスツールの使用
ディスククリーンアップ、ディスクデフラグ、または chkdsk.exe は、パフォーマンスまたはデ
ータ保護に特に悪い影響はありません。
関連項目
DPM サーバーでの Windows メンテナンスツールの使用
ファイルサーバーとワークステーションでの Windows メンテナンスツールの使用
Exchange サーバーでの Windows メンテナンスツールの使用
SQL サーバーでの Windows メンテナンスツールの使用
Windows SharePoint Services サーバーでの Windows メンテナンスツールの使用
仮想サーバーへのオペレーティングシステムの更新プログラム
の適用
コンピュータ上のオペレーティングシステムやシステムを最新状態にしておくことも、コンピ
ュータメンテナンスでの重要なことの 1 つです。更新プログラムとは、「修正プログラム」、
「パッチ」、「サービスパック」、「セキュリティロールアップパッケージ」などさまざまな
呼び方がありますが、コンピュータとデータを保護する目的の更新プログラムのことです。
更新プログラムの配布方法は、DPM によって保護されている Virtual Server を実行しているコ
ンピュータと、DPM によって保護されている仮想マシンについて、自動更新、Windows
Server Update Services など好みの方法を使用できます。更新プログラムの中には、コンピュ
ータの再起動を要求するものがあるので、更新プログラムの実行は、保護作業に最も影響が少
ない時間帯にスケジュールする必要があります。
仮想サーバーでのウイルス対策ソフトウェアの実行
レプリカと復旧ポイントのデータの破損を防ぐには、感染したファイルを自動的にクリーン
アップまたは検疫するのではなく、削除するようにウイルス対策ソフトウェアを構成します。
自動的にクリーンアップまたは検疫するように構成すると、ウイルス対策ソフトウェアは、
DPM で検出できない変更によってファイルを修正するため、データが破損する可能性があり
ます。感染したファイルを削除するようにウイルス対策ソフトウェアを構成する手順につい
ては、ウイルス対策ソフトウェアのマニュアルを参照してください。