Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド 前 書き はじめに LTO ドライバ ソフトウェアのインストール Linux の設定手順 操作 技 術概要 仕様 トラブルシューティング ガイド ヘルプの概要 本ド キ ュ メ ン ト に記 載されている情 報は予 告な し に変更されることがあります。 © 2008 Dell Inc. All rights reserved. P/N 0TK131 Rev. A01 本書で使用されている商標:Dell、DELL のロゴ、PowerVaultは、DELL Inc. の商標です。Microsoft は、Microsoft Corporation の登録商標です。 商標および名前またはその製品を自社のものとする事業体のいずれかに言及する目的で、他の商標および商号が本ドキュメントで使用されていることがあります。 Dell Inc.
目次ページに戻る 台湾の現地法人について Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープ ドライブ ユーザーズガイド 担当者:ジャッキー・デン (Mr. Jackie Deng) 住所: 5F, No. 1, Lane 116, Yung-Heng Rd. Yung-Ho City, Taipei Taiwan 電話:+886-02-2925 3158 FAX:+886-02-2925-3155 電子メール:TCB_TW@SIEMIC.
目次ページに戻る はじめに Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド 本章では、Dell PowerVault LTO-3-060ハーフハイト テープドライブの概要を説明します。 概要 機能 概要 PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブは、LTO 互換仕様に準拠した高性能 16 チャネル テープ ドライブです。 PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブは、Ultrium データ カートリッジを使用します。 その容量は、インテリジェントなデータ圧縮を活用することにより最大化されます。TLTO-3060 のドライブ容量は、400 GB (データ圧縮率 2:1 と想定して 800 GB) です。 PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブ (図 1-1 を参照) は、5.25 インチのハーフハイト タイプで電子機械式の自動カートリッジ ソフトロードを備えています。 図 1-1.
目次ページに戻る LTO ドライバ ソフトウェアのインストール Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド 本章では、LTO ドライバ ソフトウェアのインストール方法について説明します。 PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブを Windows Server® 2003 オペレーティング システム環境上の Microsoft® ネイティブ バックアップ アプレットと使用する場合は、適切 なバージョンの LTO ドライバ ソフトウェアをインストールしてください。 ドライバ ソフトウェアは、『Dell PowerVault 文書およびドライバ』CD に収録されています。ただし、ドライバは頻繁にアップデートされますので、より最新のバージョンが入手可能な場合もあります。 最新のドライバについては、http://www.dell.com/ を参照してください。 『Dell PowerVault 文書およびドライバ』CD から LTO ドライバをインストールする: 1. 2. 3.
目次ページに戻る Linux の設定手順 Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド 本章では、さまざまな Linux システムを設定して Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブを認識させ、ドライブの性能を最大限に引き出すための方法について説明します。 SCSI コントローラについて Linux 環境の設定 SCSI コントローラについて PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブのデータ ネイティブ転送速度は 60 MB / 秒です (2:1 のデータ圧縮時)。LTO-3-060 SCSI ドライブは、SCSI Ultra 160 仕様をサポート しており、ピーク時には最大 320 MB/秒 でデータを転送することができます。LTO-3-060 SAS ドライブは、ピーク時には最大 3 GB / 秒 でデータを転送することができます。ドライブ性能を最大限 に発揮するためには、常に高性能なディスク ドライブおよび SCSI、SAS HBA を使用してください。 表 3-1 は、SCSI H
Host: scsi0 Channel: 0 Id:6 Lun:00 Vendor: Dell Model: ULTRIUM 3 Rev: 1 Type: Sequential-Access ANSI SCSI revision 04 これら 2 つの コマンドの出力結果を使用して、どの SCSI ターゲット ID 番号が未使用であるか確認します。 この例では、テープドライブはターゲット ID 6 で接続されています。 一般的な Linux ディストリビューションでは、適切な SCSI およびテープ デバイス ドライバが自動的にインストールされます。 cat コマンドを実行して既存の SCSI デバイスが表示されたら、コントロ ーラ用の SCSI ドライバがインストールされているということです。 次のコマンドを使って、現在ロード済みのモジュールを表示します。 execute エントリの 1 つが st.
目次ページに戻る 操作 Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド 本章では、Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの操作方法について説明します。 LTO-3-060 前面パネルの表示について LTO テープ カートリッジの使用 テープドライブのクリーニング カートリッジの緊急取り出し LTO-3-060 前面パネルの表示について 図 4-1 に示すように、Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの前面パネルには、ドライブの動作状態を示す 4 つの LED インジケータが表示されます。 l l ドライブの電源が入っている場合は、緑色の使用可能 LED が点灯します。 緑色のアクティビティ LED、オレンジ色のエラー LED、黄色のクリーニング LED は、表 4-1 および 表 4-2 に示すように、さまざまな組み合わせ、そして異なる速度で点灯または点滅し、ドラ イブの状況を示します。 図 4-1.
表 4-2.
テープカートリッジの取り扱い と保 守 Ultrium データ カートリッジのデータを保護するために、以下の注意事項を守ってください。 l l 常に実行す る こ と l l l l してはいけないこと l l カートリッジを使用しない時はドライブから取り出し、保護ケースに保管してください。 カートリッジを落とさないでください。 カートリッジを落とすと、内部のコンポーネントを損傷させ、テープが使用できなくなることがあります。 テープカートリッジを落とした場合には、カートリッジ ドアを開けて、リーダー ピンが正しい位置にあることを確認してください。 落としたカートリッジは、使用前にテンションを再調整してください。 カートリッジは次の場所に近づけないでください。 ¡ 直射日光や、ラジエータ、ヒーター、温風ダクトなどの熱源。 ¡ 電話、コンピュータのモニタ、レコーダ機器、機械式または印刷式計算機、モーター、磁気ツール、一括イレーサなど、磁場の発生 源。 カートリッジをゴミ、ほこり、湿気にさらす。 カートリッジ内のテープメディアに触れる。 Ultrium テープカートリッジを一括消去する。 LTO テー
使い切った LTO クリーニング カートリッジは必ず破棄してください。 注 : クリーニングを実行した後 24 時間以内にクリーニング LED が継続的に点灯する場合は、クリーニング手順を再度実行します。72 時間以内にクリーニングを 3 回実行してもクリ ーニング LED が点灯する場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。 カートリッジの緊急取り出し Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブとホスト コンピュータとの通信が途絶えてしまった場合は、次の緊急操作手順でドライブをリセットし、カートリッジを取り出します (必要に 応じて)。 注 意 :緊 急リセットおよびカートリッジの取り出し を実行す る と、ドライブまたはホストのバッファにあるデータはテープに書き込ま れ ず、テ ー プ レ コ ー ド が デ ー タ終 了 記号で正 常 に終 了し な い可 能 性が あ り ま す。 デ ー タ終 了 記号が テ ー プ に書き込ま れ な い場 合 、テ ー プ上の既存デ ー タ を上 書き す る以 外に、そ の テ ー プ に デ ー タ を追
目次ページに戻る 技術概要 Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド 本章では、Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの操作に関する技術概要について説明します。 トラックのレイアウト 記録方法 データ バッファ データ整合性 データ圧縮 トラックのレイアウト PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの LTO テープには、0 ~ 703 の番号が付いた 704 のデータ トラックがあります。データ トラック 703 がテープの下端 (基準エッジ) に最 も近いトラックになります。 サーボ帯域の間の領域がデータ帯域です。 データ帯域は 4 本あり、その各々にデータ トラックが 176 本ずつあります。 データ帯域は 2、0、1、3 と番号付けされています。 データ帯域 2 は、テー プの下の縁に最も近い帯域です。 トラック グループは、同時に記録される一連のトラックです。 データ帯域内のデータ トラックを 11 本まとめたセットがデータ サブ帯域になります。 各データ帯域にはデータ サブ
よびその他の要因は最小限に抑えられています。 また、このドライブでは適応 FIR (Finite Inpulse Response) フィルタを採用し、各読み取りチャンネルで発生する多くの変化を動的に修正してそ の均等性を保持できるようにしています。 PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブのエラー発生率は、101 7 ビットにつき 1 ハード エラー未満です。検出不能なエラー発生率は 102 7 ビット読み取りにつき 1 です。 ECC (誤り訂正符号) CRC (巡回冗長検査) および 2 レベルの直交型 ECC (誤り訂正符号) を使用することにより、ハード エラーの発生率を非常に抑えることができます。読み取り処理中、テープのストリーミングに影響 することなく ECC 訂正が直ちに実行されます。 ECC (誤り訂正符号) には 2 つのレベルがあります。 これらの 2 つのレベルは直交型です。1 つのレベルの ECC 符号はもう 1 つのレベルの ECC 符号に一度だけ交差するので、2 つのレベルの 間に共通する記号は 1 つしかありません。 これらの 2 つのレベルは
データ圧縮 上の注意事項 データ圧縮を効率的に行うには、いくつかの重要な要素があります。 l l l l 圧縮率によって測定される圧縮量。 この割合は、圧縮されていないデータの量と圧縮データの量の比率です。 未圧縮データのサイズを圧縮データのサイズで割って求めます。 データ転送速度に対するデータ圧縮および圧縮解凍の速度。 圧縮するデータの種類。 圧縮データのデータ整合性。 データ ストリームで圧縮可能な量は、以下のような要素により異なります。 l l l l l l データ パターン 圧縮アルゴリズム パターン反復の長さ パターン反復の頻度 オブジェクト サイズ (圧縮される情報のブロック) 選択した開始パターン 転送速度は、以下のような要素により異なります。 l l l l l 圧縮率 ドライブのバッファ サイズ ホスト コンピュータの入出力 (I/O) 速度 ホスト コンピュータの有効なディスク速度 ホスト コンピュータが送信するレコードの長さ データ圧縮アルゴリズムを変更して、特定の種類のデータの圧縮を最大限にすることができます。 しかし、通常の操作環境では多様な種類のデータが処理されるので
目次ページに戻る 仕様 Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド 本章では、Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの技術仕様について説明します。 システム要件 物理的仕様 電源の仕様 ドライブの性能仕様 動作環境要件 注入ノイズ仕様 信頼性に関する仕様 LTO カートリッジ仕様 システム要件 LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブを正しく使用するには、以下が必要です。 l l l Web ブ ラ ウ ザ: Internet Explorer 5.5 以上、または Netscape Navigator 6.0 以上 オペレーティング システム:Microsoft® Windows® 2003 以降、Red Hat® Enterprise Linux 4.0 以降、または SUSE Linux 9 以降 CD ROM ド ラ イ ブ 物理的仕様 表 6-1 は、PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブ ( 図 6-1) の物理的仕様を示したものです。 表 6-1.
電源の仕様 PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの最大電圧および電源仕様は、表 6-2 および 表 6-3 に一覧化されています。仕様は、特に記載がない限り他の SCSI ドライブと同じです。 表 6-2. 電圧および電 流の仕様 仕様 +12 VDC +5 VDC DC 許容電圧誤差 12.00 ± 10% 5.00 ± 5% 非運用時の最大電圧 最大 14 ボルト 最大 5.50 ボルト 動作時最大電流 連続: ピーク: スタンバイ電流 (最大) 0.75 アンペア RMS 4.10 アンペア 最大 RMS* 2.30 アンペア RMS 4.10 アンペア 最大 RMS* (最大 1 秒) 0.40 アンペア RMS 1.40 アンペア RMS* リップル (ピーク ツー ピーク) < 100 mV < 100 mV * RMS デジタル メータを使用して電源コネクタで測定された RMS パラメータ。 表 6-3.
仕様 値 BOW (ラップ開始) からの平均データ アクセス時間 (650 m テープ) 60 秒 平均巻き戻し時間 (650 m テープ) > 51 秒 最大巻き戻し時間 (650 m テープ) < 120 秒未満 容量 (680 m テープ) 400 GB (ネイティブ) カートリッジのアンロード時間 25 秒 エラー リカバリ リードアフターライト Reed Solomon ECC (2 レベル) 磁束密度 (セル/mm) 10249 ヘッド構成 2 バンプ 薄型フィルム式書き込みヘッド 16 個 / バンプ MR 読み取りヘッド 16 個 / バンプ MR サーボ ヘッド 2 個 / バンプ BOW (ラップ開始) からの最大データ アクセス時間 (650 m テープ) 120 秒 最大巻き戻し時間 (650 m テープ) < 115 秒 記録密度 (RRL エンコード ONE/mm) 5,120 記録フォーマット (Ultrium 16 チャネル) U-316 記録方法 0, 13/11 RLL 検出不能な記録エラー 102 7 データ ビット中
カートリッジのロード/取り出し エラー修復および制御 100,000 回のカートリッジのロード/取り出しサイクル (スレッドなし) l l l l エラー訂正コード方法 (C1 および C2 ECC) リードアフターライト (RAW) エラー監視およびレポート (エラー ログ) 読み取り時の再試行 平均故障間隔 (MTBF) 100% の動作周期 (継続的に電源が投入され、テープを作動させた状態) で 250,000 時間 平均復旧時間 (MTTR) 30 分未満 リカバリ不能エラー率 101 7 ビットあたり 1 未満 平均故障間隔 LTO-3-060 テープドライブの平均故障間隔 (MTBF) は、最低 250,000 時間です。 この仕様には、すべての電源投入時間および運用時間が含まれますが、保守時間は含まれません。 運用時間 は、電源がオンになっている時間の 100% を想定しています。 運用時間はテープがロードされている時間です。 注 :MTBF の指標は特定のドライブを表すものではなく、テスト サンプルの大規模なデータベースから算出されたものです。 実際の数値はユニットごとに異な
目次ページに戻る トラブルシューティング ガイド Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド 本章では、Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブを最大限に活用できる取り付け方法に関するベスト プラクティス ガイドラインとテープドライブに関する問題の識別および解決 に役立つトラブルシューティング情報を提供します。 取り付けに関するベスト プラクティス トラブルシューティングに関する推奨事項 取り付け に関するベスト プラクティス パラレル SCSI ホスト バス アダプタ (HBA) の使用 パラレル SCSI PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの最高性能を引き出し、バックアップ動作を最適化するため、ドライブは必ず転送速度 160 MB / 秒の SCSI Ultra 3 LVD インターフェイスに対応している SCSI コントローラに接続してください。 ドライブを非 LVD コントローラに接続したり、あるいは非 LVD デバイスを PowerVault LTO-3-060 ハーフハイ
コンピュータ ハードウェアがテープドライブを認 識しない コンピュータは正常に起動しても、テープドライブが認識されない場合は、以下を実行します。 1. システムを再起動し、起動時に HBA が認識されていることを確認します。次のような出力が表示されることを確認します。 SCSI Adapter Manufacturer SCSI BOIS xxxxxxx CHA: SCSI ID #, SCSI Device Name SCSI ID #, SCSI Device Name システム起動中に HBA が認識された場合は、ステップ 2 に進み、HBA がデバイスをスキャンするときにテープドライブが認識されるかどうかを確認します。確認できない場合はテクニカル サ ポートに連絡してください。 2.
コンピュータ ソフトウェアがテープドライブを認 識しない システム起動時に LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブがシステムハードウェアに認識されても、オペレーティング システムまたはアプリケーションによって認識されない場合は、次のサブセクショ ンに記載されるトラブルシューティングのガイドラインを参照してください。 Windows オペレーティング システム環境 Windows オペレーティング システム環境にテープドライブを取り付ける際、テープドライブのドライバがない場合はメッセージが表示されます。 テ ー プ ド ラ イ ブ の使 用 環 境 対 処方 法 ISV アプリケーション キ ャ ン セ ルボタンをクリックして、メッセージをクリアします。 ほとんどの ISV バックアップ ソフトウェア アプリケーションが独自のドライバでテープドライブを起 動します。 ネイティブ Windows オペレーティング システムのバックアップ ユーティリティ テープドライブに適切なドライバを取り付ける必要があります。 Red Hat Linux オペレーティング システム環境 st と呼ばれる
消灯 消灯 コンピュータ ハードウェアがテープドライブを認識しない セクションの電源問題に対するトラブ ルシューティングの手順を参照し、使用可能 LED が点灯しない理由を究明します。 オン オンまたは点滅 表 4-1 および 表 4-2 を参照して、LED の動作が正常または異常であるかを見極めます。 続いて、この手順の ステップ 2 へ進みます。 黄色のクリーニング LED が点灯し、オレンジ色のエラー LED が点滅している場合は、電源 投入時の自己診断テスト (POST) のエラーを意味します。テクニカル サポートに連絡し、テ ープドライブに潜在する問題の解決を図ってください。 オン オフ この手順の ステップ 3 へ進みます。 2. 他の LED が点灯している場合、前面パネルのイジェクト ボタンを 5 秒間押し続けた後、ボタンを放すことによって、テープドライブをリセットします。 3.
バックアップ動 作が遅い 様々な要因によってバックアップが遅くなる可能性があります。 最大の転送速度を達成するためには、PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブが以下の条件を満たしている必要があり ます。 80 MB / 秒以上に対応できる SCSI HBA に接続していること。 パラレル SCSI LTO-3-060 ドライブの場合は、LVD (Low Voltage Differential) SCSI コントローラに接続しており、80 MB / 秒以上の転送速度が可能であること。 ハード ドライブなど他の作動中の SCSI デバイスと同じ SCSI バスを共有していないこと。 l l l 1. テープドライブが LVD SCSI コントローラに接続されていることを確認します。 これは以下の方法で実行できます。 ¡ システムの起動プロセスを監視する。 ¡ システム起動のログ ファイルを検証する。 テ ー プ ド ラ イ ブ と . .
TapeAlert メ ッ セ ー ジ 意味 The operation has stopped because an error has occurred while reading or writing data which the drive cannot correct. (データの読み取りまたは書き込み中に、 ドライブで修正できないエラーが発生したため、動作が中断されました) 読み取りまたは書き込み動作中にメディア エラーが発生。 The tape is from a faulty batch or the tape drive is faulty. (テープが欠陥バッチの ものであるか、またはドライブに障害があります) 読み取りまたは書き込み動作中にメディア エラーが発生。 次の手順の ステップ 1 へ進みます。 または、 これらのメッセージは、「The operation has stopped because...
ハードウェア障 害の TapeAlert メッセージ ハードウェア障害 TapeAlert メッセージは分かりやすく説明されています。 TapeAlert メ ッ セ ー ジ 意味 The tape drive has a hardware fault. (テープドライブにハードウェア障害があります) テープドライブのハードウェア障害。 1. テープを取り出します。 2. ドライブをリセットします。 3. 操作を再開します。 または、 The tape drive has a hardware fault. (テープドライブにハードウェア障害があります) 1. テープドライブの電源を入れ直します。 2. 操作を再開します。 3. 問題が続く場合は、デルのテクニカル サポートに電話でお問い合わせください。 1. 前面パネルのイジェクト ボタンを押して、テープ カートリッジを取り出します。 2. テープドライブの電源を一度オフの位置にしてからオンの位置に入れ直します。 a. 実行しているすべてのアプリケーションを終了します。 b. ワークステーションまたはサーバーシステムを終了します。 c.
目次ページに戻る ヘルプの概要 Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド デルへのお問い合わせ デルへのお問い合わせ 米国内のお客様は 800-W W W-DELL (800-999-3355) にお電話ください。 注 :アクティブなインターネット接続がない場合は、お買い上げ時の送り状、納品書、請求書、デルの製品カタログに連絡先が記載されています。 デルでは、オンラインおよび電話によるサポートとサービス オプションをいくつかご用意しています。 ご利用いただけるオプションは国や製品によって異なり、一部のサービスは地域によってはご利用い ただけない場合があります。 セールス、テクニカル サポート、またはカスタマ サービス上の問題についてデルに連絡するには、以下を行います。 1. support.dell.com.を開きます。 2. ページの下部にある 国/地 域の選択 ドロップダウン メニューで国または地域を確認します。 3. ページの左側にある お問い合わ せ をクリックします。 4.
目次ページに戻る 前書き Dell™ PowerVault™ LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド 対象読者 目的 本書の構成 関連文書 対象読者 本ガイドは、Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブのユーザーを対象としています。 目的 本ガイドには、以下の内容を含む、PowerVault LTO-3-60 ハーフライト テープドライブに関する情報が記載されています。 l l l l l LTO ドライバ ソフトウェアのインストール ドライブの基本操作 保守 仕様 トラブルシューティング 本書の構成 このガイドは次のように構成されています。 l l l l l l l l はじめに では、LTO および Ultrium テクノロジの概要およびドライブの主要な機能について説明します。 LTO ドライバ ソフトウェアのインストール では、LTO ドライバ ソフトウェアのインストール方法を説明します。 Linux の設定手順 では、Linux システムの設定について説明します。 操作 では、ドライブの操作方法および保守について説明します。 技術概
¡ ¡ ¡ ¡ l SCSI Stream Commands – 3 (SSC-3) (策定中) Serial Attached SCSI - (SAS) INCITS 376-2003 Serial Attached SCSI - 1.1 (SAS-1.1) INCITS 417-2006 Serial Attached SCSI - (SAS-2) (策定中) INCITS Technical Committee T11 (デバイス レベルのインターフェイス) 規格 ¡ Fibre Channel Arbitrated Loop (FC-AL-2) Amendment 1 INCITS 332.