Users Guide
ステップ 2 - 電源を接続する
外付けの Dell PowerVault LTO5-140HH テープ・ドライブは、100 から 240 ボルト (50 から 60 Hz) の範囲の電圧を使用して作動します。調整は必要あ
りません。ドライブを電源に接続するには、以下の手順を実行します。
1. 電源ケーブルをドライブの背面パネルにあるソケットにしっかり差し込みます。 (図 5 の番号 1 を参照。)
2. 電源ケーブルのもう一方の端を接地された電源コンセントに差し込みます。
3. 電源オン/オフ・ボタンを押してテープ・ドライブの電源をオンにします (図 12 の番号 1 を参照)。テープ・ドライブは POST を実行し、これでドライ
ブ・ヘッド以外のハードウェアのすべてを検査します。
ステップ 3 - SAS ケーブルを接続する
SAS ケーブルの一方の端をシステムに取り付けた SAS ホスト・アダプター・カードに接続します。SAS ケーブルのもう一方の端は、テープ・ドライブの背
面パネルにある SAS コネクター (図 5 の番号 2 を参照) に接続します。このケーブルは最長 5 m まで使用できます。この構成を図 11 に示します。
図 11. 1 台の SAS デバイスを接続する
1. システム
2. SAS ホスト・アダプター・カード
3. SAS ケーブル
4. ドライブの SAS コネクター
5. テープ・ドライブ
2 番目のシステムをテープ・ドライブに接続するには、2 番目の SAS ケーブルの片方の端を 2 番目のシステムに取り付けられている SAS ホスト・アダ
プターに接続します。2 番目の SAS ケーブルのもう一方の端は、テープ・ドライブの背面パネルにあるもう 1 つの SAS ポートに接続します。この構成を
図 12「2 つの SAS デバイスの接続」に示します。
図 12. 2 つの SAS デバイスの接続
注: SCSI とは異なり、SAS アーキテクチャーは、複数のテープ・ドライブを 1 つの SAS ホスト・アダプターに接続することをサポートしません。
ステップ 4 - ホストにテープ・ドライブを構成する
テープ・ドライブの電源をオンにします。テープ・ドライブを構成して使用するには、ご使用のシステムおよびアプリケーション・ソフトウェアの資料を参照し
てください。
デバイス・ドライバーのロード
Microsoft Windows Server
このセクションでは、テープ・ドライブ用の Microsoft Windows Server デバイス・ドライバーのインストール方法について説明します。
注意: 一部のバックアップ・ソフトウェア・アプリケーションは、デバイス・ドライバーのロードを必要としません。また場合によっては、デバイス・ドライバ
ーをインストールすると、アプリケーションの正しい機能を妨げることがあります。これらのドライバーをロードする前に、各アプリケーション用の資料を参
照してください。
インストール手順
1. ホスト・サーバーまたはワークステーションに Administrator 権限でログオンしていることを確認します。
2. Dell PowerVault LTO5-140HH Documentation and Drivers CD を、ホスト・システムの CD/DVD ドライブに挿入します。
3. 「マイ コンピュータ」をダブルクリックして、Dell PowerVault CD を挿入した CD/DVD ドライブにナビゲートします。
4. ご使用のオペレーティング・システムに対応する下記の Microsoft ホット・フィックス・ファイルにナビゲートします。d: を、上記の CD/DVD ドライブ
のドライブ名に置き換えてください。
注意: テープ・ドライブは積み重ねないでください。装置の上には何も置かないでください。