Reference Guide
74 仮想ディスクのコピー機能の 使い方
メモ : 関連付ける仮想ディスクのドライブ文字を削除するか(Windows)、仮想ド
ライブをアンマウントする(
Linux)ことによって、仮想ディスクのコピーとして
安定したドライブのコピーを確保できます。
仮想ディスクのコピーを作成する前に、サーバーおよびコピーを行おうとしてい
る関連する仮想ディスクの両方が適切な状態になっている必要があります。仮想
ディスクコピーの作成のためにホストサーバーを正しく準備するには、このタス
クを実行するためのアプリケーションを使用するか、または以下の手順を実行し
ます。
1
ソースおよびターゲット仮想ディスクに対するすべての
I/O
処理を停止し
ます。
2
Windows
システムを使用して、キャッシュをソースおよび(マウントされ
ている場合は)ターゲット仮想ディスクの両方にフラッシュします。ホスト
のプロンプトで、次のように入力します。
SMrepassist -f <
filename-identifier
>
<Enter>
を押します。詳細については
、
『ユーザーズガイド』の
「
SMrepassist
ユーティリティ」を参照してください。
3
ソースのドライブ文字と(マウントされている場合は)仮想ディスクを削除
するか(
Windows
の場合)、または仮想ドライブをアンマウント(
Linux
の場合)します。そうすることで、仮想ディスクとして安定したドライブの
コピーを確保できます。これを行わなかった場合、コピーの操作が正常に完
了したとレポートされますが、コピーされたデータは正常に更新されません。
4
その他、使用している
OS
の要件に従ってください。これらの追加要件に
従っていないと、使用不能な仮想ディスクのコピーが生成される可能性があ
ります。
メモ : 使用 OS の補足要件については、OS 付属のマニュアルを参照してくだ
さい。
サーバーの準備ができたら、
74
ページの「仮想ディスクのコピー」を参照して仮
想ディスクをコピーします。
仮想ディスクのコピー
上記の手順に従ってホストサーバーの準備を行った後で、以下の例に従って仮想
ディスクのコピーを作成します。
このコマンドのシンタックスを次に示します。
create virtualDiskCopy source="
sourceName
" target=
"
targetName
" [copyPriority=(highest | high | medium |
low | lowest) targetReadOnlyEnabled=(TRUE | FALSE)]
メモ : 設定を定義するのに必要なパラメータを使用してください。必要なければオ
プションパラメータは使用しなくてもかまいません。