Reference Guide
78 仮想ディスクのコピー機能の 使い方
次の例は、このコマンドのスクリプトファイルバージョンです。
set virtualDiskcopy target ["Obi_1"] copyPriority=
highest targetreadonlyenabled=false;
仮想ディスクの再コピー
注意 : recopy virtualDiskCopy コマンドは、ターゲット仮想ディスク上の既存
データを上書きし、ターゲット仮想ディスクを読み取り専用に設定します。
recopy virtualDiskCopy コマンドは、ターゲット仮想ディスクに関連付けられて
いるスナップショット仮想ディスクについては機能しません。
recopy virtualDiskCopy
コマンドは、
Stopped
、
Failed
、または
Completed
ステータスの定義済みコピーペアに対して、新しい仮想ディスクコ
ピーを作成します。
recopy virtualDiskCopy
コマンドを使用して、ターゲッ
ト仮想ディスクのバックアップを作成してから、そのバックアップをオフサイト
保管用のテープにコピーしておきます。
recopy virtualDiskCopy
コマンドを
使用してバックアップを作成する際、再コピーの実行中はソースへの書き込みは
禁止されます。再コピーには時間がかかる場合があります。
recopy virtualDiskCopy
コマンドを実行すると、ソース仮想ディスク上の
データはすべてターゲット仮想ディスクにコピーされます。
recopy virtualDiskCopy
コマンドを使用すると、再コピー操作のコピー優先
度がリセットされます。優先度が
highest
または
high
の場合は、ストレージア
レイのパフォーマンスを犠牲にして、仮想ディスクコピーにストレージアレイリ
ソースが割り当てられます。
仮想ディスクの再コピーを行うためのホストサーバーの準備
注意 : ソース仮想ディスクの新しいコピーを作成する前に、ソース仮想ディスク
(および、該当する場合はターゲットディスク)に対するすべてのデータアクセス
(
I/O)処理を停止するか、データ転送を一時停止して、ソース仮想ディスクの正確
なポイントインタイムイメージをキャプチャできるようにします。確実にすべての
I/O
処理を停止するために、Windows Internet Explorer を含めすべてのアプリケー
ションを閉じます。
メモ : 関連付ける仮想ディスクのドライブ文字を削除するか(Windows)、仮想ド
ライブをアンマウントする(
Linux)ことによって、仮想ディスクのコピーとして
安定したドライブのコピーを確保できます。
既存のコピーペアに対して新しい仮想ディスクコピーを作成する前に、サーバー
および再コピーを行おうとしている関連する仮想ディスクの両方が適切な状態に
なっている必要があります。仮想ディスクの再コピーの作成のためにホストサー
バーを正しく準備するには、このタスクを実行するためのアプリケーションを使
用するか、または以下の手順を実行します。