Reference Guide
仮想ディスクのコピー機能の 使い方 81
注意 : 仮想ディスクのコピーのステータスが In Progress の場合は、ストレージア
レイ構成から仮想ディスクのコピーを削除する前に、仮想ディスクのコピーを停止
しておく必要があります。
このコマンドのシンタックスを次に示します。
remove virtualDiskCopy target [
targetName
] [source
[
sourceName
]]
次に、仮想ディスクのコピーペアを削除するコマンド例を示します。
client>smcli 123.45.67.89 -c "remove virtualDiskCopy
target [¥"Obi_1¥"];"
次の例は、このコマンドのスクリプトファイルバージョンです。
remove virtualDiskCopy target ["Obi_1"];
他の機能との対話
以下の機能の実行中に仮想ディスクのコピー機能を実行できます。
•
ストレージパーティショニング
•
スナップショット仮想ディスク
他の機能と共に仮想ディスクのコピー機能を実行する際には、安定したストレー
ジアレイ構成を確保するため、他の機能の要件を考慮する必要があります。
動的仮想ディスク拡張の実行中に仮想ディスクのコピー機能を実行することもで
きます。
ストレージパーティショニング
ストレージパーティショニングにより、ホストはストレージアレイ内の仮想ディ
スクへのアクセスを共有できるようになります。以下のストレージアレイ割り当
てを定義するときに、ストレージパーティションを作成します。
•
ホスト
•
ホストグループ
•
仮想ディスクへの論理装置番号(
LUN
)のマッピング
仮想ディスクへの
LUN
マッピングにより、ストレージアレイ内の特定の仮想ディ
スクにアクセスできるホストグループまたはホストを定義できます。
仮想ディスクコピーを作成したら、ターゲット仮想ディスクは自動的にホストに
対して読み取り専用になり、データの保持が確保されます。ターゲット仮想ディ
スクにマップされたホストも、その仮想ディスクに対して書き込みはできないの
で、読み取り専用のターゲット仮想ディスクに書き込みを行おうとすると、ホス
ト
I/O
エラーが発生します。