Reference Guide
86 ストレージアレイのメンテナンス
バッテリの使用日数
メモ : スマートバッテリモジュールでは、バッテリの使用日数をリセットする必要
がありません。
ストレージアレイ内のバッテリを交換したら、バッテリの使用日数をリセットす
る必要があります。これは、ストレージアレイ全体についての場合でも、特定の
RAID
コントローラモジュール内の
1
つのバッテリについての場合でも同様です。
使用日数をゼロ日にリセットするには、次のコマンドを実行します。
reset storageArray batteryInstallDate [controller=(0 |
1)]
永続予約の削除
永続予約により、仮想ディスクの予約が保持され、その仮想ディスクに対して定
義されているホストしか仮想ディスクにアクセスできないようになっています。
永続予約は、次のような設定の変更を行う場合には削除しておく必要があります。
•
予約を持つ仮想ディスクに対する論理装置番号(
LUN
)マッピングの変更ま
たは削除
•
予約を持つ仮想ディスクグループまたは仮想ディスクの削除
どの仮想ディスクが予約を持っているのか確認するには、次のコマンドを実行し
ます。
show (allVirtualDisks | virtualDisk [
virtualDiskName
] |
virtualDisks [
virtualDiskName1 ... virtualDiskNamen
])
reservations
永続仮想ディスク予約を消去するには、次のコマンドを実行します。
clear (allVirtualDisks | virtualDisk[
virtualDiskName
] |
virtualDisks [
virtualDiskName1
" ... "
virtualDiskNamen
])
reservations
RAID コントローラモジュールの時計の同期化
ストレージアレイ内の
RAID
コントローラモジュールの時計とホストの時計とを
同期化するには、次のコマンドを実行します。
set storageArray time
物理ディスクの位置の確認
特定の物理ディスクについてその位置を確認することが必要になる場合がありま
す。非常に大規模なストレージアレイ構成の場合、特定の物理ディスクを探すの
は時間のかかる作業です。特定の物理ディスクの位置を確認する場合は、物理
ディスク前面のインジケータ
LED
を点灯させます。物理ディスクのインジケータ
LED
を点灯させるには、次のコマンドを実行します。
start physicalDisk [
enclosureID,slotID
] blink