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エンクロージャのハードウェアの交換、メンテナンス、および構成に関する考慮事項
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MD3000 のメンテナンスに関する考慮事項
Linux カーネルの場合は、次のメンテナンスタスクのいずれかを行った
後で、SMagent をいったん停止して再起動します。
•
コントローラをオフラインにするか、またはコントローラを交換
する。
•
Red Hat
®
Enterprise Linux
®
(バージョン
4
)、
SUSE
®
Linux
Enterprise Server 9
、または
SUSE Linux Enterprise Server 10
を実行
しているホストサーバーから
SAS
ケーブルを外すか、または取り付
ける。
メモ: SMagent を再起動した後に Summary(サマリー)ページの Status
(ステータス)ポートレットに Resolve Topology Conflicts(トポロジの競合
の解消)メッセージが表示されると、このメッセージを消去するためにホ
ストサーバーの再起動が必要な場合があります。Topology Conflict(トポ
ロジの競合)ウィザードで
Resolve
(解決)オプションは選択しないでく
ださい。MD3000 は I/O 要求へのサービスを続けますが、帯域内管理が使
用されている場合に限り、アレイの部分的な管理が可能になります。メン
テナンス操作に関わったすべてのホストサーバーの I/O 処理をすべて停止
し、再起動を行います。
スタンドアロンホストサーバーの MD3000 ク
ラスタ構成に関するガイドライン
クラスタ環境に組み込む予定のスタンドアロンホストサーバーの 1 台
で MD Storage Manager が実行されており、アレイに仮想ディスクが
マップされている場合は、そのホストを使ってホストグループとクォー
ラム仮想ディスクのマッピングを作成します。
メモ: サーバーで帯域内管理のみが使用されており、仮想ディスクがア
レイにマップされているサーバーが 1 台のみである場合、このマッピング
プロトコルに従わないと、ホストサーバーがアレイと通信できなくなるお
それがあります。通信が中断した場合は、帯域内管理をもう一方のホスト
サーバーに復元し、次の手順でクラスタのセットアップを完了します。
1
帯域内管理が復元されたホストサーバーまたは管理ステーションで
MD Storage Manager
を使用し、
Configure
(設定)
→
Create Host-
to-Virtual Disk Mappings
(ホスト対仮想ディスクのマッピングの作
成)の順に選択します。