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ストレージアレイの設定 55
この例では、新しいディスクグループと、Engineering_1 という名前
仮想ディスクが自動的に作成されます。ディスクグループの RAID
ベルは 5 です(RAID 5。ディスクグループには 3 つの理ディスクが
使用され、 作成される仮想ディスクの容量 20 GB です。各理ディス
クの容量 73 GB だった場合、ディスクグループの総容量 219 GB
なりますが、 仮想ディスクには 20 GB しかり当てないので、りの
199 GB は、このディスクグループに後で追加できる別の仮想ディスク
用に使えます。各仮想ディスクのセグメントイズは 64 KB です。
ホットスペアは、この新しいディスクグループ用には作成されていない
ので、 このコマンドの実行後、ホットスペアを作成する必要があり
ます。
ソフトウェアが割り当てる物理ディスクで仮想ディスクを作成
仮想ディスクの作成MD Storage Manager ソフトウェアに
ディスクをり当てさせることができます。ソフトウェアに理ディス
クをり当てさせる場合には、使用する理ディスク数のみ指定する必
要があります。MD Storage Manager ソフトウェアは、その数
に、仮想ディスクを作成する理ディスクを選択します。そして、
RAID コントローラモジュールファームウェアがディスクグループ
を新しいディスクグループにり当てます。コマンドのシンタックスを
次に示します。
create virtualDisk physicalDiskCount=
理ディスク数 raidLevel=(0 | 1 | 5)
userLabel=" 仮想ディスク名 " [physicalDiskType=
(SAS | SATA)] [capacity= 仮想ディスクの容量 |
owner=(0 | 1) | segmentSize= セグメントイズ ]
[enclosureLossProtect=(TRUE | FALSE)])
メモ: physicalDiskTypecapacityownersegmentSize、および
enclosureLossProtect の各パラメータはオプションです。設定を定義するの
に必要なパラメータを使用してください。ただし、これらのパラメータは
まったく使用しなくてもかまいません。