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62 ストレージアレイの設定
ストレージアレイのパスワードの設定
set storageArray コマンドにより、ストレージアレイのパスワードを
定義できます。このコマンドのシンタックスを次に示します。
set storageArray password=" パスワード "
password パラメータが、ストレージアレイのパスワードを定義し
ます。パスワードを設定することにより、破壊的なコマンドが実行され
るリスクを軽減することができます。
メモ: CLI コマンドには、破壊的なコマンドについての対話型警告があり
ません。
注意: 破壊的なコマンドが実行されると、データの損失など、深刻
ける可能性があります。
ストレージアレイにパスワードを設定しないり、すてのユーザーが
どんなスクリプトコマンドでも実行できることになります。パスワー
ドによって、RAID コントローラモジュールが破壊的であると認する
コマンドがストレージアレイに対して実行されるのを防ぐことができ
ます。破壊的なコマンドとは、ストレージアレイの状態を変更するす
てのコマンドを指します。たとえば、仮想ディスクの作成、変更、リ
セット、削除、名前の変更などが含まれます。ストレージ構成内に複数
のストレージアレイが存する場合には、アレイとにパスワードを設
定します。パスワードの最大長 30 文字です。パスワードの前後に引
用符(" ")を挿入する必要があります。次に、パスワードを定義する
set storageArray コマンドの使用例を示します。
client>smcli 123.45.67.89 -c "set storageArray
password=\"1a2b3c4d5e"\;"
SMTP アラートと SNMP アラートの設定
ストレージアレイは、特定のイベントが発生したときに、指定の電子
メールアドレスに電子メールアラートメッセージが自動的に送信される
ようにセットアップすることができます。次のコマンドを使用して、
現在のアラート設定を確認します。
SMcli -d -i -s -w -v -S
デフォルトでは、アラート設定はす None になっています。