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ストレージアレイの設定 65
変更優先度の設定
変更先度は、仮想ディスクの変更操作にり当てる処理間を定義し
ます。 仮想ディスクの変更操作にり当てられる間は、システムのパ
フォーマンスに影響します。仮想ディスクの変更先度にを設定
すると、読み書きパフォーマンスがくなります。変更先度が用さ
れるペレーションは以のとおりです。
コピーバック
再構築
初期化
セグメントサイズの変更
ディスクグループのデフラグ
ディスクグループへの空き容量の追加
ディスクグループの
RAID
レベルの変更
lowest 先度はシステムパフォーマンスには利ですが、変更操作に
間がかかることになります。highest 先度は変更操作には利です
が、システムパフォーマンスがくなる可能性があります。
set virtualDisk コマンドを使用して、仮想ディスクの変更先度を定
義できます。このコマンドのシンタックスを次に示します。
set (allVirtualDisks | virtualDisk
[virtualDiskName] | virtualDisks [ 仮想ディスク名 1
... 仮想ディスク名 n] | virtualDisk <wwid> |
accessVirtualDisk) modificationPriority=(highest |
high | medium | low | lowest)
次の例では、このコマンドを使って、Engineering1
Engineering2 という名前の仮想ディスクに対して変更先度
を設定する方法を示します。
client>smcli 123.45.67.89 -c "set virtualDisks
[\"Engineering_1\" \"Engineering_2\"]
modificationPriority=lowest;"
変更先度は lowest に設定され、システムパフォーマンスが変更操作
によってきく影響を受けないようになっています。