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66 ストレージアレイの設定
グローバルホットスペアの割り当て
ホットスペアとは、ストレージアレイ内の障害が発生した理ディスク
と置きえられる理ディスクのことです。ホットスペアは、障害が発
生した理ディスクと同じタイプの理ディスクである必要があり、ま
た、障害が発生する可能性があるすての理ディスクの容量と同じか
それ以上の容量っている必要があります。ホットスペアの容量が、
障害の発生した理ディスクの容量よりさい場合、ホットスペアは
が発生した理ディスクからデータをすることができません。
ホットスペアは、RAID レベル 1 5 でのみ使用されます。
set physicalDisk コマンドを使用して、グローバルホットスペアの
り当てまたはり当て解除を行うことができます。このコマンドを使用
して、次の手順を実行します。
1
エンクロージャ
ID
とスロット
ID
で物理ディスクの場所を指定
します。
2 ホットスペア
を有効にする場合は
hotSpare
パラメータ
TRUE
に設
定し、既存のホットスペアを無効にする場合は
FALSE
に設定してく
ださい。
このコマンドのシンタックスを次に示します。
set (physicalDisk [ エンクロージ ID, スロット ID] |
physicalDisks [ エンクロージ ID0, スロット ID0 ...
エンクロージ IDn, スロット IDn] hotSpare=
(TRUE | FALSE)
次に、ホットスペア理ディスクを設定するためのこのコマンドの使用
例を示します。
client>smcli 123.45.67.89 -c "set physicalDisks
[0,2 0,3] hotSpare=TRUE;"
理ディスクに対してエンクロージ ID とスロット ID を入力し
ます。リストはット([ ])で囲む必要があります。理ディスク
のエンクロージ ID とスロット ID はコンマで区切ります。エンクロー
ID とスロット ID のペアとペアはスペースで区切ります。