Users Guide
104 ハードウェアの考慮事項
物理ディスクの取り外しと取り付け
MD3000/MD3000i RAID
ストレージアレイからの物理ディスクの取り外しと取
り付けを安全に行うには、以下のガイドラインに従ってください。
•
ドライブを取り外し、
60
秒以上待ってから交換用のドライブを挿入します。
•
ストレージアレイからドライブを取り外して別のスロットに移動する場合は、
60
秒以上待ってからドライブを新しいスロットに挿入します。
•
ストレージアレイから複数のドライブを取り外す場合は、次のドライブの取
り外しまでに
60
秒以上の間隔を置いてください。
•
ストレージアレイに複数のドライブを挿入する場合は、次のドライブの挿入
までに
60
秒以上の間隔を置いてください。
大きな構成では、ストレージ管理ソフトウェアがハードウェアの変更を検出する
のに最大で
10
秒程度かかる場合があります。
MD3000 のメンテナンスに関する考慮事項
Linux
カーネルの場合は、次のメンテナンスタスクのいずれかを行った後で、
SMagent
をいったん停止して再起動します。
•
コントローラをオフラインにするか、またはコントローラを交換する。
•Red Hat
®
Enterprise Linux
®
(バージョン
4
)、
SUSE
®
Linux Enterprise
Server 9
、または
SUSE Linux Enterprise Server 10
を実行している
ホストサーバーから
SAS
ケーブルを外すか、または取り付ける。
メモ : SMagent を再起動した後にサマリページのステータスポートレットにトポ
ロジの拮抗を解決
メッセージが表示されると、このメッセージを消去するためにホ
ストサーバー
の再起動が必要な場合があります。トポロジの拮抗ウィザードで解決
オプションは選択しないでください。
MD3000 は I/O 要求へのサービスを続けます
が、帯域内管理が使用されている場合に限り、アレイの部分的な管理が可能になり
ます。メンテナンス操作に関わったすべてのホストサーバーの
I/O 処理をすべて停
止し、再起動を行います。
スタンドアロンホストサーバーの MD3000
クラスタ構成に関するガイドライン
クラスタ環境に組み込む予定のスタンドアロンホストサーバーの
1
台で
MD
Storage Manager
が実行されており、アレイに仮想ディスクがマップされて
いる場合は、そのホストを使ってホストグループとクォーラム仮想ディスクの
マッピングを作成します。