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ホストについて 37
ホストについて
本章では、ホストグループ、ホストアクセス、ホストトポロジ、および
I/O
データ
パス保護の基本的な情報について説明します。
ホストとは、ストレージアレイにアクセスし、
1
つまたは複数のホスト接続で仮想
ディスクにマップされるシステムのことです。ホストには次の属性があります。
•
ホスト名
—
ホストを一意に識別する名前。
•
ホストタイプ
—
ホストで実行されている
OS
。
•
ホスト接続
—
ホストサーバーに対する物理的な接続。ホスト接続は、
MD
Storage Manager
によって自動的に検出でき、ユーザーによって割り当て
られるエイリアスによって識別されます。
•
ホストグループ
—
同じ仮想ディスクへのアクセスを共有する複数のホスト
が関連付けられたグループ。
ホストアクセスの設定
ホストアクセスを設定することにより、特定のホストに対してストレージアレイ
へのアクセスを許可したり拒否したりすることができます。ホストアクセスを許可
すると、そのホストはストレージアレイ上の仮想ディスクにマップできる状態に
なります。
サマリ
タブの
ホスト
&
マッピング
領域には、アレイにアクセスでき
るように設定されているホスト数が
表示されます。この領域の
設定済みホスト
を
クリックすると、これらのホストの名前を確認できます。
ホストアクセスの設定は、ストレージアレイのセットアップの最初の手順になり
ます。初期設定と、新しいホストに接続するときには必ず、このタスクを実行する
必要があります。
ホストアクセスを設定しただけでは、そのホストからストレージアレイにデータを
書き込むことはできません。ホストからストレージアレイにデータを書き込むため
には、ホスト対仮想ディスクのマッピングを行い、ホストの
OS
にその仮想ディ
スクを登録する必要があります。これらのタスクの詳細については、
47
ページの
「ディスクグループと仮想ディスク」を参照してください。
ホストアクセスを設定するには、
設定
タブをクリックし、
ホストアクセスの自動
設定
または
ホストアクセスの手動設定
をクリック
します。
SAS HBA
または
iSCSI
のどちらを使用しているかに応じて、手動設定の該当する項を参照してくだ
さい。