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44 ホストについて
Windows
Windows
では、
管理ツール
の
サービス
オプションからホストコンテキスト
エージェントを再起動できます。ホストコンテキストエージェントにアクセスする
には、次の手順を実行します。
1
スタート
→
設定
→
コントロールパネル
→
管理ツール
→
サービス
の順に
選択します。
または
スタート
→
管理ツール
→
サービス
の順に選択します。
2
サービスの一覧から、
Modular Disk Storage Manager
エージェン
ト
を選択します。
I/O データパスの保護
1
台のホストに対して複数のホスト対アレイの接続を設定できます。ストレージ
アレイに対するホストのアクセスを設定する際には、アレイに対するすべての
接続を選択することが必要です。
注意 : ケーブル構成の詳細については、『インストールガイド』を参照してください。
メモ : 冗長性を最大にするには、ホストトポロジを手動で定義する際に、アレイに
対するすべてのホスト接続を選択する必要があります。たとえば、ホストへのアク
セスを手動で設定する際、
2 つのホスト接続が表示される場合があります。
このホストに対して、使用可能なホストセクションに表示されている
2 つのホスト
接続を選択し、追加 ボタンを使用して
選択されたホスト セクションに追加します。
メモ :
ホストの設定の詳細については、
37
ページの「ホストについて
」
を参照して
ください。
RAID
コントローラモジュールまたはケーブルなどのコンポーネントに障害が発生
したり、優先
RAID
コントローラモジュールへのデータパス上にエラーが発生
したりした場合、仮想ディスクの所有権が、非優先の代替
RAID
コントローラ
モジュールに移動します。このような障害は「フェイルオーバー」と呼ばれます。
MPIO
や
MPP
などのマルチパスドライバが、ストレージアレイにアクセスする
ホストシステム上にインストールされ、
I/O
パスフェイルオーバーを提供します。
マルチパスドライバ(
Windows
では
MPIO
、
Linux
では
MPP
)はフェイルオーバー
用に使用されます。
AVT
(
Automatic Virtual Disk Transfer
)は、シングル
ポートクラスタのフェイルオーバー用に使用されます。ホストタイプによって、
AVT
機能モードが自動的に選択されます。
メモ :
シングルポートクラスタ構成など、ストレージシステムに
1
つのパスしかない
ような構成の場合でも、ホスト上には、必ずマルチパスドライバがインストール
されている必要があります。