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ディスクグループと仮想ディスク 47
ディスクグループと仮想ディスク
次に、本章で使用する用語について簡単に説明します。
•
ディスクグループ
—
論理的にグループ化され、同じ
RAID
レベルが割り当て
られた物理ディスクのセット。各ディスクグループ上に、
1
つ以上の仮想
ディスクが作成されます。
•
仮想ディスク
—
ホストがストレージアレイ上のストレージにアクセスできる
ように作成される論理コンポーネント。仮想ディスクは、ディスクグループ
上の使用可能な容量を使用して作成され、複数の物理ディスクが使用されて
いる場合でも
1
つの論理コンポーネントとして表示されます。
•
ストレージパーティショニング
—
単一ホストからアクセスできる、または
ホストグループ内のホスト間で共有される
1 つ以上の仮想ディスクから
成るエンティティにストレージアレイを分割する論理的手段。
•
未設定の容量
— ディスクグループにまだ割り当てられていない物理ディ
スク。
•
空き容量
—
仮想ディスクに割り当てられていないディスクグループ内の
スペース。
•
スタンバイホットスペアドライブ
—
ホットスペアドライブとして割り当て
られ、障害が発生した物理ディスクの代行を行う物理ディスク。
•
使用中のホットスペアドライブ
—
ホットスペアドライブとして割り当て
られ、現在、障害が発生した物理ディスクを代行している物理ディスク。
•
スナップショット仮想ディスク
—
ストレージアレイ内の仮想ディスクの
ポイントインタイムイメージ。
•
スナップショットリポジトリ仮想ディスク
—
特定のスナップショット仮想
ディスクのメタデータとコピーオンライトデータが格納されている仮想
ディ
スク。スナップショット仮想ディスクが作成されると、自動的にスナップ
ョッ
トリポジトリ仮想ディスクも作成されます。
•
コンシステンシーチェック
—
仮想ディスクのパリティをチェックするバック
グラウンド操作。
ディスクグループと仮想ディスクの作成
ディスクグループはストレージアレイの未構成容量内に作成され、仮想ディスクは
ディスクグループの空き容量内に作成されます。ディスクグループ内でサポート
される物理ディスクは
30
台までです。ストレージアレイに接続されているホスト
が、仮想ディスク上のデータを読み込んだり、仮想ディスクにデータを書き込ん
だりします。