Users Guide
80 仮想ディスクコピー
•
どの仮想ディスクの仮想ディスクコピーも、ソース仮想ディスクと同じホス
トにマウントすることはできません。
• Windows
では、仮想ディスクコピーにドライブ文字を割り当てることはで
きません。
•
失敗ステータスの仮想ディスクは、ソース仮想ディスクとしてもターゲット
仮想ディスクとしても使用することはできません。
•
劣化ステータスの仮想ディスクは、ターゲット仮想ディスクとしては使用で
きません。
•
変更操作中の仮想ディスクは、ソース仮想ディスクとしてもターゲット仮想
ディスクとしても選択できません。変更操作には、以下の操作が含まれます。
–
容量の拡張
–RAID
レベルの移行
–
セグメントサイズ
–
仮想ディスクの拡張
–
仮想ディスクのデフラグ
メモ :
ホストの準備に関する以下の項は、
CLI
インタフェースを介して仮想ディスク
コピーの機能を使用する場合にも適用されます。
仮想ディスクのコピーの作成
ソース仮想ディスクの完全コピーは、
設定
タブの
仮想ディスクのコピーの作成
機能を使用して作成します。この操作により、ターゲット仮想ディスク上の既存
のデータがすべて上書きされます。仮想ディスクのコピーが開始したら、ソース
仮想ディスクに対するすべての
I/O
処理は読み取り専用になります。ソース仮想
ディスクに書き込みを行っても、コピー操作が終了するまで書き込み操作は失敗
します。
メモ :
元の仮想ディスクではなく、スナップショット仮想ディスクから仮想ディスク
のコピーを作成することをお勧めします。この方法を用いると、仮想ディスクの
コピー操作のソースとして仮想ディスクのスナップショットが使用されている間、
元の仮想ディスクは通常どおり使用できます。
仮想ディスクコピーを作成するためのホストサーバーの準備
注意 : ソース仮想ディスクの新しいコピーを作成する前に、ソース仮想ディスク
(および、該当する場合はターゲットディスク)に対するすべてのデータアクセス
(
I/O)処理を停止するか、データ転送を一時停止して、ソース仮想ディスクの正確
なポイントインタイムイメージをキャプチャできるようにします。確実にすべての
I/O
処理を停止するために、Windows Internet Explorer を含めすべてのアプリケー
ションを閉じます。