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82 仮想ディスクコピー
メモ : 選択する仮想ディスクが有効でない場合には、仮想ディスクコピーの
ソースとして使用できる仮想ディスクのタイプを説明する情報ダイアログ
ボックスが表示されます。
OK をクリックし、このダイアログボックスを閉
じて、別のソース仮想ディスクを選択します。
3
ターゲット仮想ディスクを選択します。
a
ターゲットとして既存の仮想ディスクを使用する場合には、
既存の仮想
ディスクの使用
を選択し、一覧から目的の仮想ディスクを選択します。
メモ :
ソース仮想ディスクとサイズが同じぐらいのターゲット仮想ディスクを
選択すると、仮想ディスクのコピーが完了した後、ターゲット仮想ディスク
上に使用されない領域ができる可能性を軽減することができます。
b
ターゲットとして新しい仮想ディスクを作成する場合には、
新しい仮想
ディスクの作成
を選択します。この
新しいターゲット仮想ディスクの名
前をテキストボックスに入力します。
4
ページ下の
次へ
をクリックします。
仮想ディスクのコピーの作成
—
コピー優先度の設定
ダイアログボックスが
表示されます。
5
仮想ディスクのコピーのコピー優先度を設定し、
次へ
をクリックします。
選択したソース仮想ディスク、ターゲット仮想ディスク、およびコピー優先
度が
仮想ディスクのコピーの作成
—
コピー設定の確認
ダイアログボック
スに表示されます。高い優先度を設定すると、ストレージアレイのパフォー
マンスが犠牲になり、仮想ディスクのコピーにリソースが割り当てられま
す。詳細については、
83
ページの「コピー優先度の設定」を参照してくだ
さい。
仮想ディスクのコピー中のストレージアレイの
パフォーマンス
ストレージアレイのパフォーマンスは次の要因によって決定されます。
• I/O
処理
•
仮想ディスクの
RAID
レベル
•
仮想ディスク構成
—
仮想ディスクグループ内のドライブ数
•
仮想ディスクのタイプ
—
スナップショット仮想ディスクは、標準仮想ディ
スクよりもコピーに時間がかかる場合があります。
仮想ディスクのコピー中、
I/O
処理から、仮想ディスクのコピー操作へ、スト
レージアレイのリソースが振り分けられます。これは、ストレージアレイのパ
フォーマンス全体に影響します。新しい仮想ディスクのコピーを作成する際、コ
ピー優先度を定義して、
I/O
処理から仮想ディスクのコピー操作へ振り分けられ
るコントローラ処理時間を決定します。