Users Guide
仮想ディスクコピー 83
コピー優先度の設定
コピー優先度
は、
I/O
要求を満たすのではなく、仮想ディスクのコピーを完了する
ために使用されるストレージアレイのリソース数を定義します。コピー優先度を
変更することにより、仮想ディスクのコピー速度を設定します。
コピー優先度には、最低、低、中、高、および最高の
5
つの値があります。コ
ピー優先度を最低に設定すると、
I/O
処理が優先され、仮想ディスクのコピーに
時間がかかることになります。最高に設定すると、仮想ディスクのコピーが優先
され、ストレージアレイの
I/O
処理が低速になります。
仮想ディスクのコピーの優先度は、次の場面で変更できます。
•
仮想ディスクのコピーを開始する前
80
ページの「仮想ディスクのコピーの作成」を参照してください。
•
仮想ディスクのコピー中
変更
タブをクリックし、次に
仮想ディスクのコピー管理
をクリックしま
す。アクティブなコピー操作を選択し、仮想ディスクコピー一覧の右側の
優先度
をクリックします。
•
仮想ディスクのコピーを再生成するとき
変更
タブをクリックし、次に
仮想ディスクのコピー管理
をクリックしま
す。完了したコピー操作を選択し、仮想ディスクコピー一覧の右側の
再コ
ピー
をクリックします。
仮想ディスクのコピーの停止
実行中ステータス、保留中ステータス、または失敗
ステータスの仮想ディスクのコ
ピー操作を停止することができます。
失敗ステータスの仮想ディスクのコピーを停
止すると、ストレージアレイに対して表示されていた要注意ステータスが消えます。
仮想ディスクのコピーを停止すると、マップされているすべてのホストはソース
仮想ディスクに書き込みできるようになります。ソース仮想ディスクにデータが
書き込まれた時点で、ターゲット仮想ディスク上のデータは、ソース仮想ディスク
上のデータと一致しなくなります。
仮想ディスクのコピーを停止するには、次の手順を実行します。
1
変更
タブをクリックし、次に
仮想ディスクのコピーの管理
をクリックし
ます。
2
停止するコピー操作をクリックして選択し、
停止
をクリックします。
一度に停止できるコピー
操作
は
1
つだけです。
3
はい
をクリックして、仮想ディスクのコピーを停止します。