Users Guide
ハードウェアの考慮事項 103
エンクロージャのハードウェアの
交換、メンテナンス、および構成
に関する考慮事項
接続されている拡張エンクロージャの EMM
(エンクロージャ管理モジュール)の取り外し
と取り付け
MD3000/MD3000i
に接続されている拡張エンクロージャから
EMM
(エンクロー
ジャ管理モジュール)を安全に取り外し、取り付ける手順を以下に説明します。
注意 :
以上のガイドラインに従わないと、物理ディスクが取り外し中に故障したり、
冗長データパスを誤って削除してしまったりする恐れがあります。
拡張エンクロージャからの EMM の取り外し
1
物理ディスクのパスの冗長性が失われていないことをリカバリグルで確認
します。
•
冗長性が失われていない場合は、チャネルを確認します。チャネルが
削除する
EMM
と一致する場合は、今すぐに安全に取り外すことが
できます。
•
冗長性が失われている場合は、次のコマンドを実行します。
channel
[1]
は劣化したチャネルです。
“set physicalDiskChannel channel [1]
status = optimal;”
2
チャネルへのパスが復元されていることを確認します。
Recovery Guru
の
アップデートには数分かかる場合があります。
拡張エンクロージャへの EMM の挿入
1
EMM
の挿入は必ず、
SAS
ケーブルを外した状態で行います。
EMM
の挿入後、
30
秒以上待ってから
SAS
ケーブルを接続します。
2
SAS
ケーブルの接続後、
EMM
が最適な状態になるまで
3
分以上待ちます。
メモ : システムのアップデート時に、複数の EMM に一時的なエラーが発生した
ことが
MEL ログに記録される場合があります。