Users Guide
iSCSI の使い方 27
iSCSI の使い方
本章では、
MD Storage Manager
における
iSCSI
の使い方について説明します。
iSCSI
の必要条件と
iSCSI
のセットアップと設定に関する詳細な手順については、
『インストールガイド』を参照してください。
iSCSI タブの使い方
iSCSI タブは、コントローラに iSCSI ホストポートが含まれている場合にのみ
MD Storage Manager
に表示されます。iSCSI タブで、iSCSI ターゲットの
設定を定義または変更したり、
CHAP 許可を入力したりできます。主な iSCSI
設定は以下のとおりです。
•
ターゲット認証の変更—ターゲットによってサポートされる認証方法を選
択します。
•
相互認証の許可の入力—相互認証を必要とするイニシエータの許可を定義
します。
•
ターゲット識別の変更 — 識別を容易にするために、ターゲットにエイリア
スを関連付けます。
•
ターゲット検出の変更
—
インターネット
ストレージネームサービス
(
iSNS)サーバーの設定を使用して iSCSI ターゲットの検出方法を変更し
ます。
•
iSCSI ホストポートの設定— iSCSI ホストポート用のパラメータを設定し
ます。
•
iSCSI セッションの表示 / 終了 — iSCSI セッションの詳細を表示し、
iSCSI セッションを終了します。
•
iSCSI 統計の表示 — iSCSI 統計を表示し、保存します。
iSCSI ターゲット認証の変更
1
iSCSI
タブをクリックし、
ターゲット認証の変更
をクリックします。
2
ターゲットへのアクセスにどのイニシエータにも認証が必要とされない
場合は、
なし
を選択します。
メモ :
なし
を選択した場合は、どのイニシエータもこのターゲットにアクセ
スできます。このオプションは、データのセキュリティ保護を必要としない
場合にのみ使用してください。ただし、なし と
CHAP の両方を同時に選択し
た場合、ストレージアレイは
CHAP 認証があってもなくても iSCSI イニシ
エータにログオンを許可します。