Users Guide
98 トラブルシューティング
•
要注意
—
管理下のデバイスに、介入の必要がある問題が発生しています。
ストレージアレイが
要注意ステータスになっている場合、テクニカルサ
ポートに連絡してください。
•
修正中
—
要注意状態が修正され、管理下のデバイスが現在最適ステータス
に変わりつつある状態です。
•
無反応
—
ストレージ管理ステーションが、ストレージアレイ内のデバイス、
1
個のコントローラ、または両方のコントローラと通信できない状態です。
•
デバイスに連絡中
— MD Storage Manager
がデバイスとの通信を確立し
ようとしている状態です。
•
アップグレードが必要
—
ストレージアレイが実行しているファームウェア
のレベルは、もはや
MD Storage Manager
によってサポートされていま
せん。
メモ : 最適以外のステータスについては、必ず Recovery Guru を使用して問題を検
出し、トラブルシューティングを行ってください。
メモ :
リカバリ手順を実行した後、ストレージアレイが
最適ステータス
に戻るまで、
少なくとも
5 分は待機してください。
SMrepassist ユーティリティ
SMrepassist
(レプリケーションアシスタンス)は、
Windows
プラットフォーム
対応のホストベースのユーティリティです。このユーティリティは
MD Storage
Manager
ソフトウェアと一緒にインストールされます。
Windows OS
上で仮想
ディスクのコピーを作成する前と後にこのユーティリティを使用して、ターゲット
仮想ディスク上のファイルシステムのメモリ常駐データをすべてフラッシュし、
ドライバがシグニチャとファイルシステムパーティションを認識できるようにし
ます。このユーティリティを使用して、スナップショット仮想ディスクの重複
シグニチャの問題を解決することもできます。
Windows
を実行しているホスト上の
MS-DOS
®
ウィンドウから、
C¥Program
Files
¥
Dell
¥
MD Storage Manager
¥
util
に移動し、次のコ
マンドを実行します。
SMrepassist -f <filesystem-identifier>
(SMrepassist -f < ファイルシステム識別子 >)
-f
は、
<
ファイルシステム識別子
>
で指定されているファイルシステムのメモリ
常駐データをすべてフラッシュします。
<
ファイルシステム識別子
>
は、次の
シンタックスで一意のファイルシステムを示します。
drive-letter: <mount-point-path>
(
drive-letter: < マウントポイントパス >
)
ファイルシステム識別子は、次の例のように、ドライブ文字のみの場合もあります。
SMrepassist -f E: