Users Guide
ストレージアレイについて 19
ストレージアレイの追加
ストレージアレイを MD Storage Manager に追加するには、アレイセ
レクタ領域の New(新規)リンクをクリックします。ウィンドウが開
き、自動的に新規ストレージアレイを追加するか、手動で追加するかを
選択します。
メモ:
Automatic
(自動)オプションを使用して新しいストレージを
追加する前に、ステーションの IP アドレス、サブネットマスク、および
デフォルトゲートウェイを含め、ホストステーションまたは管理ステー
ションのネットワーク設定が正しいことを確認します。
メモ:
Linux
の場合は、ブロードキャストパケットが 255.255.255.255
に送信されるようにデフォルトゲートウェイを設定します。Red Hat
®
Linux
®
では、ネットワークにゲートウェイが存在しない場合は、NIC の IP
アドレスにデフォルトゲートウェイを設定してください。
メモ: MD Storage Manager は、MD Storage Array との通信に TCP/UDP
ポート 2463 を使用します。
ストレージアレイの自動検出
自動検出プロセスでは、ローカルサブネットワーク(サブネット)全体
にブロードキャストメッセージが送信され、そのメッセージに応答した
ストレージアレイが追加されます。自動検出プロセスは、帯域内スト
レージアレイと帯域外ストレージアレイの両方を検出できます。
手動でのストレージアレイの追加
ストレージアレイがローカルサブネット外にある場合は、手動追加方式
を使用します。このプロセスでは、ストレージアレイの識別情報を指定
する必要があります。
•
帯域内管理を使用するストレージアレイを追加するには、ホストの
ホスト名か
IP
アドレスを指定します。
帯域内管理と
iSCSI
を使用してストレージアレイを追加する場合は、
最初にホストサーバーのイニシエータとストレージアレイの間に
セッションを確立する必要があります。詳細については、
Modular
Disk
3000i
システムの『
Installation Guide
』(取り付けガイド)で、
「
iSCSI
の設定」を参照してください。