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84 プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク
スナップショットリポジトリ仮想ディスクの作成場所は、ディスクグ
ループ内の使用可能な空き容量に基づいて決定されます。スナップ
ショットリポジトリ仮想ディスクには、8 MB 以上の空き容量が必要
です。ソース仮想ディスクのディスクグループに必要な空き容量があ
る場合には、優先作成パスとして、シンプルパスか詳細パスを選択で
きます。
ソース仮想ディスクのディスクグループに 8 MB の空き容量がない場
合、Create Snapshot Virtual Disks(スナップショット仮想ディス
クの作成)機能は、デフォルトで詳細パスになります(82 ページの
「詳細パスを使用したスナップショット仮想ディスクの作成」を参照)。
詳細パスでは、スナップショット仮想ディスクを別のディスクグループ
に配置するか、ストレージアレイ上の未設定容量を使用して新しいディ
スクグループを作成するか選択することができます。
メモ: ソースディスクグループと別のディスクグループの両方に、ソー
ス仮想ディスクの同時スナップショットを作成することもできます。
スナップショット仮想ディスクを作成する前に、以下の点に注意してく
ださい。
•
スナップショットリポジトリ仮想ディスク、スナップショット仮想
ディスク、および仮想ディスクコピーのターゲット仮想ディスクは、
ソース仮想ディスクにできません。
メモ: 仮想ディスクのコピー機能は、詳細(プレミアム)機能の 1
つです。
•
読み取り不能セクタを含む仮想ディスクのスナップショットは作成
できません。
•
スナップショット仮想ディスクの作成において、ホスト
OS
の要件を
満たしていることが必要です。ホスト
OS
の要件を満たしていない場
合、ソース仮想ディスクまたは仮想ディスクコピーのターゲット仮
想ディスクの不正確なポイントインタイムイメージが生成される可
能性があります。
注意: ソース仮想ディスクの新しいポイントインタイムイメージを作成
する前に、ソース仮想ディスクに対するすべてのデータアクセス(I/O)
処理を停止するか、データ転送を一時停止して、ソース仮想ディスクの正
確なポイントインタイムイメージをキャプチャできるようにします。確実
にすべての I/O 処理を停止するために、Windows Internet Explorer
®
を含め
すべてのアプリケーションを閉じます。