Deployment Guide
付録
— iSCSI
の手動設定
59
1
デフォルトの
/etc/iscsi/iscsid.conf
ファイルに任意の別名を付けて保存
します。
2
適切なサンプルファイルをメディアの
/linux/etc
から
/etc/iscsi/iscsid.conf
にコピーします。
3
サンプルファイルの名前を
iscsid.conf
に変更します。
4
/etc/iscsi/iscsid.conf
ファイルで以下のエントリを編集します。
a
node.startup = manual
行を無効にします。
b
node.startup = automatic
行を有効にします。これで、起動時に
サービスが自動的に開始します。
c
次のタイムアウト値が
30
に設定されていることを確認します。
node.session.timeo.replacement_timeout = 30
d
/etc/iscsi/iscsid.conf
ファイルを保存して閉じます。
5
コンソールから、コマンド
service iscsi start
を実行して
iSCSI
サービスを再開します。
6
コンソールから次のコマンドを実行して、起動中に
iSCSI
サービスが実行さ
れていることを確認します。
chkconfig iscsi on
7
指定された
IP
アドレスで使用可能な
iSCSI
ターゲットを表示するには、次
のコマンドを実行します。
iscsiadm –m discovery –t st -p <iSCSI ポートの IP アド
レス >
8
ターゲットの検出後に、次のコマンドを使用して手動でログインします。
iscsiadm -m node –l
このログオンは、自動開始が有効になっている場合には、起動時に自動的に
行われます。
9
次のコマンドを実行して、セッションから手動でログアウトします。
iscsiadm -m node -T < イニシエータのユーザー名 > -p < ターゲッ
トの IP> -u