Deployment Guide
付録
— iSCSI
の手動設定
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メモ
: マルチパス I/O の、より高いスループットを有効にするためには、ホ
ストサーバーは、理想的にはホスト側の別々の
NIC から、各コントローラの
両方の
iSCSI ポートに接続する必要があります。各コントローラの各 iSCSI
ポートに対して手順 3 ~手順 7 を繰り返します。PowerVault MD32xxi 二重
構成を使用している場合には、LUN もコントロール間で分散させる必要があ
ります。
ターゲット
タブの
ステータス
フィールドには、
接続中
で表示されます。
8
OK
をクリックして
Microsoft iSCSI
イニシエータを閉じます。
メモ
: PowerVault MD32xxi はラウンドロビン負荷分散ポリシーのみをサ
ポートします。
Windows Server 2008 Core
バージョンを使用している場合
1
iSCSI
イニシエータサービスを、自動で起動するよう設定(未設定の場合):
sc ¥¥<server_name> config msiscsi start= auto
2
必要に応じて
iSCSI
サービスを開始:
sc start msiscsi
3
ターゲットにログオンします。
iscsicli PersistentLoginTarget < ターゲット名 > <PNP へのレ
ポート > < ターゲットポータルのアドレス > < ターゲットポータルの
TCP ポート番号 > * * *
< ログインフラグ > * * * * * < ユーザー名 > < パスワード > < 認証
タイプ > * < マップ数 >
ここで、
–<
ターゲット名
>
は、ターゲットリストに表示されているターゲット名
です。
scsicli ListTargets
コマンドを使用すると、ターゲットリストを
表示できます。
– <PNP
へのレポート
>
は
T
にします。これで、
LUN
が
OS
に対してス
トレージアレイとして提供されます。
–<
ターゲットポータルのアドレス
>
は、ログインするコントローラの
iSCSI
ポートの
IP
アドレスです。
–<
ターゲットポータルの
TCP
ポート番号
>
は
3260
にします。
–<
ログインフラグ
>
は
0x2
で、イニシエータでターゲットに対してマ
ルチパスを有効にします。これにより、
1
度に複数のセットが
1
つの
ターゲットにログインすることを許可します。
–<
ユーザー名
>
はイニシエータ名です。
–<
パスワード
>
はターゲット
CHAP
シークレットです。
–<
認証タイプ
>
は、認証なしの場合は
0
に、ターゲット
CHAP
の場合
は
1
に、相互
CHAP
の場合は
2
にします。