Deployment Guide
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付録
— iSCSI
の手動設定
メモ
: < ユーザー名 >、< パスワード >、および < 認証タイプ > はオプショ
ンのパラメータです。
CHAP を使用しない場合には、アスタリスク(*)に置
き換えられます。
–<
マップ数
>
は
0
にします。これは、マッピングの指定がなく、これ
以上のパラメータの指定は必要ないことを示します。
* * *
アスタリスク(
*
)は、パラメータのデフォルト値を表します。
たとえば、ログオンコマンドは次のようになります。
iscsicli PersistentLoginTarget iqn.1984-
05.com.dell:powervault.6001372000ffe3332xx0000046 72edf2 3260
T 192.168.130.101 * * * 0x2 * * * * *
* * * * 0
ターゲットに対するアクティブなセッションを表示するには、次のコマンドを使
用します。
iscsicli SessionList
ストレージアレイコントローラのフェイルオーバーをサポートするには、ホスト
サーバーは各コントローラの少なくとも
1
つの
iSCSI
ポートに接続されている必
要があります。フェールオーバーターゲットとして構築するストレージアレイの
各
iSCSI
ポートに対して、手順
3
を繰り返します。ターゲットポータルのアドレ
ス
は、接続する各ポートごとに異なります。
PersistentLoginTarget
は、システムが再起動するまでターゲットへのログイン
を開始しません。ターゲットへの即時ログインを行うには、
PersistentLoginTarget
の代わりに
LoginTarget
を使用します。
メモ
: ここで使用したコマンドの詳細については、『Microsoft iSCSI Software
Initiator 2.x
ユーザーズガイド』を参照してください。Windows Server 2008
Server Core
の詳細については、microsoft.com の Microsoft Developers Network
(MSDN)を参照してください。
Linux Server
を使用する場合
MDSM
の
iSCSI
ホストポートの設定
に、接続する各
iSCSI
ポートのステータス
およびすべての
IP
アドレスの設定状態が表示されます。ステータスに
接続の切
断
または
未設定
と表示されている場合は、以下の事柄をチェックし、
iSCSI
の設
定手順を繰り返します。
•
ホストサーバーとストレージアレイの各ポートにすべてのケーブルがしっか
り接続されているか。
•
すべてのターゲットホストポートで
TCP/IP
が正しく設定されているか。
•
ホストサーバーとストレージアレイの両方で
CHAP
が正しくセットアップ
されているか。
最適なネットワークのセットアップと構成の設定については、
47
ページの
「
iSCSI
用のネットワーク設定の
ガイドライン」
を参照してください。