Deployment Guide
付録 — iSCSI の手動設定 63
2
ターゲット
タブをクリックします。
前回のターゲット検出が成功していた場合、ストレージアレイの
iqn
が
ターゲット
の下に表示されています。
3
ログオン
をクリックします。
4
システムの起動時にこの接続を自動的に回復する
を選択します。
5
マルチパスの有効化
を選択します。
6
詳細
をクリックし、
全般
タブで次の設定を行います。
•
ローカルアダプタ
—
Microsoft iSCSI
イニシエータ
に設定する必要
があります。
•
ソース
IP
—
接続元にしたいホストサーバーのソース
IP
アドレスを入
力します。
•
ターゲットポータル
—
接続先とするストレージアレイコントローラの
iSCSI
ポートを選択します。
•
データダイジェストとヘッダダイジェスト
—
オプションとして、トラ
ブルシューティングに役立つように、送信中にデータまたはヘッダ情報
のダイジェストがコンパイルされるように指定できます。
•
CHAP
ログオン情報
— CHAP
認証が必要な場合は、このオプションを
選択して
ターゲットのシークレット
を入力します。
•
相互認証の実行
—
相互
CHAP
認証が設定されている場合、このオプ
ションを選択します。
メモ
: IPSec はサポートされていません。
7
OK
をクリックします。
ストレージアレイコントローラのフェイルオーバーをサポートするには、ホ
ストサーバーは各コントローラの少なくとも
1
つの
iSCSI
ポートに接続され
ている必要があります。フェールオーバーターゲットとして構築するスト
レージアレイの各
iSCSI
ポートに対して、手順
3
~手順
8
を繰り返します。
ターゲットポータル
アドレスは、接続するポート
1
つ
1
つで異なります。
メモ
: マルチパス I/O の、より高いスループットを有効にするためには、ホ
ストサーバーは、理想的にはホスト側の別々の
NIC から、各コントローラの
両方の
iSCSI ポートに接続する必要があります。各コントローラの各 iSCSI
ポートに対して手順 3 ~手順 7 を繰り返します。MD36x0i 二重構成を使用
している場合には、
LUN もコントロール間で分散させる必要があります。
ターゲット
タブの
ステータス
フィールドには、
接続中
で表示されます。
8
OK
をクリックして
Microsoft iSCSI
イニシエータを閉じます。
メモ
: PowerVault MD36x0i はラウンドロビン方式の負荷分散ポリシーのみ
をサポートします。