Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

設定:ディスクグループおよび仮想ディスク 103
ディスクグループがすでにセキュリティ有効化されている場合は、物理ディス
クのセキュア化
オプションの左側にチェックマークが付き、非アクティブにな
ります。
ディスクグループの作成ウィザードのディスクグループ名
および
物理ディスク
の選択
ダイアログ
に
セキュアなディスクグループの作成
オプションが表示さ
れます。セキュアなディスクグループの作成
オプションは、次の条件が当ては
まる場合にのみアクティブになります。
•
ストレージアレイにセキュリティキーがインストールされている。
•
ストレージアレイに少なくともひとつのセキュリティ対応物理ディスクが取
り付けられている。
•
物理
タブで選択した物理ディスクのすべてがセキュリティ対応物理ディス
クである。
別のディスクグループまたは別のストレージアレイでドライブを再利用できる
よう、セキュリティ有効の物理ディスクを削除することが可能です。セキュリ
ティ有効の物理ディスクを削除するときには、データが読まれないことを確実
にしてください。
物理
タブで選択した物理ディスクがすべてセキュリティ有効
であり、そのうちのいずれもディスクグループに含まれていない場合、
Secure
Erase
オプションが物理ディスク
メニューに表示されます。
ストレージアレイのパスワードは、不正ユーザーによる破壊的な操作の可能性
からストレージアレイを保護します。ストレージアレイのパスワードは自己暗
号化ディスクとは別のもので、セキュリティキーのコピーを保護するために使
用するパスフレーズと混同しないようにする必要があります。ストレージアレ
イパスワードを設定することをお勧めします。
セキュリティキーの作成
セキュリティキーを作成する場合、そのキーはアレイによって生成され、セキュ
アに保存されます。セキュリティキーは読み取ったり、表示したりすることがで
きません。セキュリティキーのコピーは、システムの不具合、または別のスト
レージアレイへの移動に備えて、バックアップのために他のストレージメディア
へ保存する必要があります。入力するパスフレーズは、他のメディアでの保存の
ためのセキュリティキーを暗号化および複合化するために使用されます。
セキュリティキーを作成するときは、セキュリティキー識別子を作成するための
情報も入力します。セキュリティキーと異なり、セキュリティキー識別子は読み
取ったり表示したりすることが可能です。セキュリティキー識別子は物理ディス
クまたは可搬式メディアにも保存されます。セキュリティキー識別子はストレー
ジアレイがどのキーを使用しているのかを識別するために使用されます。