Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

設定:ディスクグループおよび仮想ディスク 113
ホスト対仮想ディスクのマッピング
仮想ディスクを作成した後、仮想ディスクを、アレイに接続するホストにマッ
プすることが必要です。
次は、ホストから仮想ディスクへのマッピング設定のガイドラインです。
•
ストレージアレイ内の各仮想ディスクは
1
つのホストまたはホストグループ
にのみマップできます。
•
ホスト対仮想ディスクのマッピングは、ストレージアレイ内のモジュール間
で共有されます。
表 9-2. エンクロージャロスプロテクションの基準
RAID
レベル エンクロージャロスプロテクションの基準
RAID
レベル
5
または
RAID
レベル
6
ディスクグループ内のすべての物理ディスクが異なる拡張エンクロージャ
に存在するようにしてください。
RAID
レベル
5
には少なくとも
3
つの物理ディスクが必要なことから、
お使いのストレージアレイにある拡張エンクロージャが
3
つ未満の場合
はエンクロージャロスプロテクションは実施できません。
RAID
レベル
6
には少なくとも
5
つの物理ディスクが必要なことから、
お使いのストレージアレイにある拡張エンクロージャが
5
つ未満の場合
はエンクロージャロスプロテクションは実施できません。
RAID
レベル
1
ミラーペアの物理ディスクそれぞれが異なる拡張エンクロージャに存在す
るようにしてください。これにより、同じ拡張エンクロージャのディスク
グループに
2
つ以上の物理ディスクを置くことが可能になります。
例えば、
6
つの物理ディスク、ディスクグループ(
3
つのミラーペア)を
作成する場合、各ミラーペアの物理ディスクを異なる拡張エンクロージャ
に指定することにより、
2
つの拡張エンクロージャのみのエンクロージャ
ロスプロテクションを実施できます。たとえば、次のとおりです。
•
ミラーペア
1 —
エンクロージャ
1
のスロット
1
に物理ディスク、エン
クロージャ
2
のスロット
1
に物理ディスクがある。
•
ミラーペア
2 —
エンクロージャ
1
のスロット
2
に物理ディスク、エン
クロージャ
2
のスロット
2
に物理ディスクがある。
•
ミラーペア
3—
エンクロージャ
1
のスロット
3
に物理ディスク、エン
クロージャ
2
のスロット
3
に物理ディスクがある。
RAID
レベル
1
ディスクグループには少なくとも
2
つの物理ディスクが必
要なことから、お使いのストレージアレイにある拡張エンクロージャが
2
つ未満の場合はエンクロージャロスプロテクションは実施できません。
RAID
レベル
0 RAID
レベル
0
には整合性がないことから、エンクロージャロスプロテク
ションは実施できません。