Owners Manual

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設定ディスクグループおよび仮想ディスク 113
ホスト対仮想ディスクのマッピング
仮想ディスクを作成した、仮想ディスクを、アレイに接続するホストにマッ
プすることが必要です。
次は、ホストから仮想ディスクへのマッング設定のガイドラインです。
ストレージアレイ内の各仮想ディスクは
1
つのホストまたはホストグループ
にのマップできます。
ホスト対仮想ディスクのマッピングは、ストレージアレイ内のモジュール間
共有されます。
9-2. エンクロージャロスプロテクションの基準
RAID
レベル エンクロージャロスプロテクションの基準
RAID
レベル
5
または
RAID
レベル
6
ディスクグループ内のすべての物理ディスクが異なる拡張エンクロージャ
に存在するようにしてください。
RAID
レベル
5
には少なくとも
3
つの物理ディスクが必要なことから、
お使いのストレージアレイにある拡張エンクロージャが
3
つ未満の場合
はエンクロージャロスプロテクションは実施できません。
RAID
レベル
6
には少なくとも
5
つの物理ディスクが必要なことから、
お使いのストレージアレイにある拡張エンクロージャが
5
つ未満の場合
はエンクロージャロスプロテクションは実施できません。
RAID
レベル
1
ミラーペアの物理ディスクそれぞれが異なる拡張エンクロージャに存在す
るようにしてください。これにより、同じ拡張エンクロージャのディスク
グループに
2
つ以上の物理ディスクを置くことが可能になります。
例えば、
6
つの物理ディスク、ディスクグループ(
3
つのミラーペア)を
作成する場合、各ミラーペアの物理ディスクを異なる拡張エンクロージャ
に指定することにより、
2
つの拡張エンクロージャのみのエンクロージャ
ロスプロテクションを実施できます。たとえば、次のとおりです。
ミラーペア
1 —
エンクロージャ
1
のスロット
1
に物理ディスク、エン
クロージャ
2
のスロット
1
に物理ディスクがある。
ミラーペア
2 —
エンクロージャ
1
のスロット
2
に物理ディスク、エン
クロージャ
2
のスロット
2
に物理ディスクがある。
ミラーペア
3—
エンクロージャ
1
のスロット
3
に物理ディスク、エン
クロージャ
2
のスロット
3
に物理ディスクがある。
RAID
レベル
1
ディスクグループには少なくとも
2
つの物理ディスクが必
要なことから、お使いのストレージアレイにある拡張エンクロージャが
2
つ未満の場合はエンクロージャロスプロテクションは実施できません。
RAID
レベル
0 RAID
レベル
0
には整合性がないことから、エンクロージャロスプロテク
ションは実施できません。