Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

122 設定:ディスクグループおよび仮想ディスク
仮想ディスクまたはディスクグループの RAID コントローラモジュール
所有権の変更
仮想ディスクまたはディスクグループの
RAID
コントローラモジュール所有権
を変更することができます。
標準仮想ディスク、またはスナップショットリポジトリ仮想ディスクの
RAID
コ
ントローラモジュール所有権を変更できます。スナップショット仮想ディスク
は、関連するソース仮想ディスクの
RAID
コントローラモジュール所有者を継承
します。したがって、スナップショット仮想ディスクの
RAID
コントローラモ
ジュール所有権を直接に変更することはできません。仮想ディスクの
RAID
コン
トローラモジュール所有権を変更すると、仮想ディスクの優先
RAID
コントロー
ラモジュール所有権も変更されます。
仮想ディスクのコピー中、同じ
RAID
コントローラモジュールがソース仮想ディ
スクとターゲット仮想ディスクの両方を所有する必要があります。時折、仮想
ディスクのコピー開始時に両方の仮想ディスクが同じ優先
RAID
コントローラモ
ジュールを所有していないことがあります。このため、ターゲット仮想ディスク
の所有権は、ソース仮想ディスクの優先
RAID
コントローラモジュールへ自動的
に転送されます。仮想ディスクのコピーが完了する、または停止されると、ター
ゲット仮想ディスクの所有権は、その優先
RAID
コントローラモジュールに戻さ
れます。ソース仮想ディスクの所有権が仮想ディスクのコピー中に変更された場
合、ターゲット仮想ディスクの所有権も変更されます。特定のオペレーティング
システム環境では、
I/O
パスを使用する前にマルチパスドライバを再設定する必
要がある場合があります。
1
仮想ディスクまたはディスクグループの
RAID
コントローラモジュール所有
権を変更しますか
?
•
仮想ディスクの
RAID
コントローラモジュール所有権を変更する
–
手
順
2
へ進みます。
•
ディスクグループの
RAID
コントローラモジュール所有権を変更する
–
手順
3
へ進みます。
2
仮想ディスクの
RAID
コントローラモジュール所有権を変更するには、次の
手順を実行してください。
a
論理
タブを選択します。
b
仮想ディスクを選択します。
c
仮想ディスク
→
変更
→
所有権
/
優先パス
と選択します。その代わ
りに、仮想ディスクを右クリックして、ポップアップメニューから
変
更
→
所有権
/
優先パス
と選択することもできます。
d
RAID
コントローラモジュールを選択します。
注意:
データへのアクセス損失の可能性 – マルチパスドライバを使用していない
場合、現在仮想ディスクを使用するホストアプリケーションすべてをシャットダウ
ンしてください。このアクションにより、
I/O パスの変更時におけるアプリケー
ションエラーを防ぐことができます。