Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

130 設定:ディスクグループおよび仮想ディスク
•
仮想ディスクのコピーペア
•
スナップショット仮想ディスクとスナップショットリポジトリ仮想ディスク
ストレージアレイのメディアスキャン
メディアスキャンは、データがアクセス可能かどうか仮想ディスクを検証する
バックグラウンド操作です。スキャンにより、通常の読み書き動作が中断され
る前にメディアエラーを検出し、エラーをイベントログに記録することができ
ます。
メモ:
ソリッドステートディスク(SSD)で構成されている仮想ディスクではバッ
クグラウンドメディアスキャンは有効にできません。
メディアスキャンにより検出されるエラーは次のとおりです。
•
回復されなかったメディアエラー
—
最初の試みで、またはそれ以降の再
試行においても、データを読み込めませんでした。冗長保護のある仮想
ディスクの場合には、データは再構築され、物理ディスクに書き込まれ検
証されます。そして、エラーはイベントログに報告されます。冗長性保護
が設定されてない仮想ディスク(
RAID
レベル
1
、
RAID
レベル
5
、および
RAID
レべル
6
仮想ディスク)については、エラーは修正されませんが、
イベントログに報告されます。
•
回復されたメディアエラー
—
最初の試みによって物理ディスクはデータを
読み込めませんでしたが、それ以降の再試行によって読み込むことができま
した。データは物理ディスクに書き込まれて検証され、エラーはイベントロ
グに記録されます。
•
冗長性不一致エラー
—
仮想ディスク上で検出された最初の
10
個の冗長性
不一致がイベントログに報告されます。
•
修正できなかったエラー
—
データを読み取ることができず、パリティまた
は冗長性情報によってデータを再生成することもできませんでした。たとえ
ば、冗長性情報を使用して、機能が低下した仮想ディスク上にデータを再構
築できませんでした。エラーはイベントログに記録されます。
詳細は
『
PowerVault Modular Disk Storage Manager online help
』
(
PowerVault Modular Disk Storage Manager
オンラインヘルプ)トピッ
クを参照してください。
メディアスキャンの設定の変更
メディアスキャンの設定を変更するには、次の手順を実行します。
1
AMW
で、論理
タブを選択し、仮想ディスクのいずれかを選択します。
2
仮想ディスク
→
変更
→
メディアスキャン設定
と選択します。
メディアスキャンの設定の変更
ウィンドウが表示されます。
3
メディアスキャンの一時停止
が選択されている場合は、選択を外します。