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設定：プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク 135
スケジュール化されたデータバックアップは、定期的かつ非監視ベースでデータ
損失を防ぎます。例えば、アプリケーションがビジネスに重要なデータをスト
レージアレイ上の
2 つの仮想ディスクに保存する場合、自動バックアップを毎日
行うことを選択できます。このバックアップを実装するには、最初の仮想ディス
クを選択して、月曜から金曜、終業時と午後
11 の間に一日一回実行されるバッ
クアップスケジュールを作成します。終了日は選択しないでください。同じスケ
ジュールを
2 番目の仮想ディスクに適用し、これら 2 つのスナップショット仮
想ディスクをお使いのバックアップホストサーバーにマップして、定期的なバッ
クアップ処置を行います。次にスケジュールされたスナップショットが開始され
る前に、バックアップされたスナップショット仮想ディスクをマップ解除するこ
とを忘れないでください。これらのスナップショット仮想ディスクがマップ解除
されない場合、データ破損を避けるため、ストレージアレイは次にスケジュール
されたスナップショット操作を実行しません。
スケジュールされたスナップショットは、データ損失イベントにも役立ちます。
例えば、毎終業時にデータをバックアップし、午前
8 時から午後 5 時まで 1 時
間ごとのスナップショットを保持した場合、一時間未満でスナップショットか
らデータを回復できます。このような素早い回復を実現するには、開始時間午
前
8 時、終了時間午後 5 時としたスケジュールを作成し、終了日なしで月曜か
ら金曜まで一日あたり
10 のスナップショットを選択します。
スナップショット仮想ディスクのスケジュール作成の詳細については、次のス
ナップショット作成についての項を参照してください。
スナップショットスケジュール作成のガイドライン
スナップショット仮想ディスクのスケジュール作成時には、特定のガイドライ
ンが適用されます。
• 次の場合、スケジュールされた仮想ディスクスナップショット操作は行われ
ません。
– スナップショット仮想ディスクがマップされている
– ストレージアレイがオフライン、または電源オフになっている
– 仮想ディスクコピー操作中にスナップショット仮想ディスクがソース仮
想ディスクとして使用されている
– コピー操作が保留中、または進行中
• スケジュールがあるスナップショット仮想ディスクを削除すると、スケ
ジュールも削除されます。
• スナップショットスケジュールはストレージアレイの設定データベースに保
存されます。スケジュールされたスナップショット操作の実施には、管理ス
テーションが実行されている必要はありません。
• スナップショットスケジュールは、スナップショット仮想ディスクが最初に
作成された時に作成、または既存のスナップショット仮想ディスクに追加す
ることができます。