Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

142 設定:プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク
ソース仮想ディスクのディスクグループに
8 MB
の空き容量がない場合、ス
ナップショット仮想ディスクの作成機能は、デフォルトで詳細パスになります
(
140
ページの「詳細パスを使用したスナップショット仮想
ディスクの作成」
を参照)。詳細パスでは、スナップショット仮想ディスクを別のディスクグルー
プに配置するか、ストレージアレイ上の未設定容量を使用して新しいディスク
グループを作成するか選択することができます。
メモ:
ソースディスクグループと別のディスクグループの両方に、ソース仮想
ディスクの同時スナップショットを作成することもできます。
スナップショット仮想ディスクを作成する前に
•
スナップショットリポジトリ仮想ディスク、スナップショット仮想ディス
ク、および仮想ディスクコピーのターゲット仮想ディスクは、ソース仮想
ディスクにできません。
メモ:
仮想ディスクのコピー機能は、詳細(プレミアム)機能の 1 つです。
•
読み取り不能セクタを含む仮想ディスクのスナップショットは作成できま
せん。
•
スナップショット仮想ディスクの作成において、ホストオペレーティングシ
ステムの要件を満たしていることが必要です。ホストオペレーティングシス
テムの要件を満たしていない場合、ソース仮想ディスクまたは仮想ディスク
コピーのターゲット仮想ディスクの不正確なスナップショットが生成される
可能性があります。
メモ:
ソース仮想ディスクの新しいスナップショットを作成する前に、ソース仮
想ディスクに対するすべてのデータアクセス(
I/O)処理を停止するか、データ転
送を一時停止して、ソース仮想ディスクの正確なスナップショットをキャプチャで
きるようにします。確実にすべての
I/O 処理を停止するために、Windows Internet
Explorer
を含めすべてのアプリケーションを閉じます。
メモ:
関連付けられた仮想ディスクのドライブ文字を削除するか(Windows)、
仮想ドライブをアンマウントする(
Linux)ことによって、スナップショットとし
て安定したドライブのコピーを確保できます。
スナップショット仮想ディスクを作成する前に、ホストサーバーを適切な状態
にしておく必要があります。ホストサーバーを準備するには、次の手順を実行
します。
1
ソースに対するすべての
I/O
処理を停止します。
2
Windows
システムを使用して、キャッシュをソースにフラッシュします。
ホストプロンプトで、
SMrepassist -f < ファイル名 - 識別子 >
と入力
し、
<Enter>
を押します。詳細については、
233
ページの「
SMrepassist
ユーティリティ」を参照してください。