Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

設定:プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク 151
•
このオプションを使用するには、スナップショット仮想ディスクのステータ
スが、最適または無効
のいずれかである必要があります。
•
このオプションを使用する場合、以前設定したスナップショット名のパラ
メーターおよびスナップショットリポジトリ仮想ディスクが使用されます。
スナップショット仮想ディスクを再作成するには、次の手順を実行します。
1
AMW
で
論理
タブを選択し、スナップショット仮想ディスクを選択します。
2
仮想ディスク
→
スナップショット
→
再作成
の順に選択します。
3
yes
と入力し、
OK
をクリックします。
スナップショットのロールバック
スナップショットのロールバック機能は、仮想ディスクの内容をスナップ
ショット仮想ディスクに存在するポイントインタイムイメージと一致するよう
に戻すことを可能にします。
ロールバック中でも、ホストサーバーはベース仮想ディスクへの書き込みを続
行できます。ただし、ロールバック操作中、スナップショット仮想ディスクは
読み取り専用として設定され、ロールバック完了次第、書き込み操作可能にな
ります。スナップショット仮想ディスクは、ロールバック操作中に再開始、削
除、または無効化できません。
関連するスナップショットリポジトリ仮想ディスクには、ロールバック操作と
ホストからの書き込み操作を処理するために十分な容量がある必要があります。
最大で、スナップショットリポジトリディスクにはベースディスクの
2
倍の容
量に加え、ベースボリューム容量の約
1000
分の
1
(つまり、
0.1%
)にあたる
追加のメタデータ容量が必要な場合があります。
メモ:
ホストサーバーによる書き込み操作のため、スナップショット仮想ディス
クの内容は、スナップショット作成時から変更されている場合があります。ロール
バック操作には、スナップショット作成後に行われた変更のすべてが含まれます。
ロールバック操作に優先度を設定することができます。優先度が高いとより多
くのシステムリソースがロールバック操作に割り当てられ、全体的なシステム
パフォーマンスに影響します。
スナップショットロールバック実行のルールとガイドライン
スナップショットロールバックの実行には、次のルールとガイドラインが適用
されます。
•
ベース仮想ディスクをスナップショット仮想ディスクにロールバックして
も、スナップショット仮想ディスクの内容は影響を受けません。
•
スナップショットロールバック操作は、一度に
1
操作のみ実行できます。
•
ベース仮想ディスクでロールバックが行われている間、そのベース仮想ディ
スクから新しいスナップショット仮想ディスクを作成することはできません。