Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

162 設定:プレミアム機能 — 仮想ディスクコピー
障害の発生した
RAID コントローラモジュール
次のすべての状態において仮想ディスクコピーを完了できるようにするには、
RAID
コントローラモジュールの所有権を代替
RAID
コントローラモジュール
に手動で変更する必要があります。
•
仮想ディスクコピーのステータスが
実行中
である
•
ソース仮想ディスクの優先
RAID
コントローラモジュールで障害が発生する
•
フェイルオーバー時に所有権の移転が自動的に行われない
コピーマネージャ
コピーの作成ウィザード
を使用して仮想ディスクコピーを作成した後は、コ
ピーマネージャ
を使用して仮想ディスクコピーをモニタできます。コピーマ
ネージャ
では、仮想ディスクコピーの再コピー、停止、または削除を実行でき
ます。コピー優先度、ターゲット仮想ディスクの読み取り専用属性などの属性
も変更できます。コピーマネージャ
で、仮想ディスクコピーのステータスを表
示できます。また、どの仮想ディスクが仮想ディスクコピーに関与しているか
の判断が必要な場合は、コピーマネージャ
またはストレージアレイプロファイ
ルを使用できます。
仮想ディスクのコピー
コピーの作成ウィザード
を使用することにより、仮想ディスクコピーを作成で
きます。
注意:
データアクセス損失の可能性 – 仮想ディスクコピーは、ターゲット仮想
ディスク上のデータを上書きします。
仮想ディスクコピーは、ターゲット仮想ディスクをホストに対して自動的に読
み取り専用にします。この属性を有効のままにして、ターゲット仮想ディスク
上のデータを保存することもできます。
注意:
仮想ディスクコピー完了後にターゲット仮想ディスク上のデータを保存し
ない場合、ターゲット仮想ディスクの読み取り専用属性を無効にします。ターゲッ
ト仮想ディスクの読み取り専用属性の有効化と無効化の詳細については、
158 ペー
ジの「仮想ディスクの読み取り / 書き込み許可」 を参照してください。
書込み禁止のエラーメッセージが表示されないようにするには、仮想ディスク
コピーのステータスが
進行中
の間は、仮想ディスクコピーに参加しているソー
ス仮想ディスクにアクセスしないでください。また、エラーメッセージが表示
されないようにするために、仮想ディスクコピーが完了したら、ターゲット仮
想ディスクの読み取り専用属性が無効になっていることを確認してください。