Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

50 プランニング:MD3200 シリーズストレージアレイの用語および概念
ソース仮想ディスク
仮想ディスクのコピーを作成すると、同じストレージアレイ上にソース仮想
ディスクとターゲット仮想ディスクから構成されるコピーペアが作成されます。
仮想ディスクコピーが開始されると、ソース仮想ディスクのデータがターゲッ
ト仮想ディスクに完全にコピーされます。
ターゲット仮想ディスク
仮想ディスクコピーを開始すると、ターゲット仮想ディスクがソース仮想ディ
スクのデータのコピーを維持します。ターゲット仮想ディスクとして既存の仮
想ディスクを使用するか、新しい仮想ディスクを作成するかを選択できます。
既存の仮想ディスクをターゲットとして選択した場合、ターゲットにあるデー
タはすべて上書きされます。標準仮想ディスク、または障害が発生したか無効
化されたスナップショット仮想ディスクのソース仮想ディスクを、ターゲット
仮想ディスクとして選択できます。
メモ:
ターゲット仮想ディスクの容量は、ソース仮想ディスクと同じかそれ以上で
ある必要があります。
ディスクのコピー処理を開始する時は、コピーが完了されるレートを定義する
必要があります。コピー処理に最高の優先度を与えると
I/O
パフォーマンスが
わずかに影響を受け、最低の優先度を与えるとコピー処理の完了に時間がかか
ります。ディスクコピーの進行中にコピー優先度を変更することができます。
詳細は
「オンラインヘルプ」トピックを参照してください。
仮想ディスクのリカバリ
ホストサーバーから仮想ディスクへのマッピングの編集
機能を使って、バック
アップ仮想ディスクからデータを回復することができます。この機能では、オリ
ジナルのソース仮想ディスクをホストサーバーからアンマップしてから、同じホ
ストサーバーにバックアップ仮想ディスクをマップすることが可能になります。
ソース仮想ディスクにアクセスを提供するために、使用されていた
LUN
を記
録するようにしてください。ターゲット(バックアップ)仮想ディスクのため
にホストサーバーから仮想ディスクへのマッピングを定義する時に、この情報
が必要になります。また、仮想ディスクのリカバリ手順を開始する前に、ソー
ス仮想ディスクへの
I/O
アクティビティすべてを停止してください。
スナップショットとディスクコピーの併用
同じストレージアレイにデータをバックアップするため、またはスナップ
ショット仮想ディスクのデータをもとのソース仮想ディスクに復元するため、
スナップショット仮想ディスク
と
仮想ディスクコピー
プレミアム機能を同時
に使用することができます。
次の方法で仮想ディスクからデータをコピーできます。
•
データのポイントインタイムスナップショットを撮る(オンライン)
•
仮想ディスクコピーを使用してデータを別の仮想ディスクにコピー(オフラ
イン)