Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

88 設定:ホストについて
I/O データパスの保護
1
台のホストに対して複数のホスト対アレイの接続を設定できます。ストレー
ジアレイに対するホストのアクセスを設定する際は、アレイに対するすべての
接続を選択することが必要です。
メモ:
配線の設定の詳細については、導入ガイドを参照してください。
メモ:
冗長性を最大にするには、ホストトポロジを手動で定義する際に、アレイ
に対するすべてのホスト接続を選択する必要があります。例えば、ホストアクセス
を手動で設定する時、ホストに
2 つのホスト接続がある場合があります。このホス
トには、使用可能なホスト
セクションに表示されている 2 つのホスト接続を選択
し、追加
ボタンを使用して 選択されたホスト セクションに追加します。
メモ:
ホストの設定の詳細については、81 ページの「設定:ホストについて」を
参照してください。
RAID
コントローラモジュールまたはケーブルなどのコンポーネントで障害が
発生したり、優先
RAID
コントローラモジュールへのデータパス上でエラーが
発生したりした場合、仮想ディスクの所有権が、非優先の代替
RAID
コント
ローラモジュールに移動して処理を行います。この機能はフェイルオーバーと
呼ばれています。
Microsoft Multi-Path IO
(
MPIO
)および
Linux Device Mapper
(
DM
)
などのマルチパスフレームワーク用のドライバは、ストレージアレイにアクセ
スし、
I/O
パスフェイルオーバーを提供するホストシステムにインストールさ
れます。
Linux DM
の詳細については、
171
ページの「設定:
Linux
の
Device Mapper
Multipath
」を参照してください。
MPIO
の詳細については、
microsoft.com
を参照してください。
メモ:
シングルポートクラスタ構成など、ストレージシステムに 1 つのパスしか
ないような構成の場合でも、ホスト上には、必ずマルチパスドライバがインストー
ルされている必要があります。
フェイルオーバー中、仮想ディスク転送は重要なイベントとして記録され、スト
レージアレイにアラート宛先が設定されている場合には、アラート通知が自動的
に送信されます。