Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

設定:ディスクグループおよび仮想ディスク 91
設定:ディスクグループおよび仮
想ディスク
設定:ディスクグループおよび仮想ディスク
ディスクグループはストレージアレイの未構成容量内に作成され、仮想ディス
クはディスクグループの空き容量内に作成されます。ディスクグループ内でサ
ポートされる物理ディスクは
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台までです。ストレージアレイに接続されて
いるホストが、仮想ディスク上のデータを読み込んだり、仮想ディスクにデー
タを書き込んだりします。
メモ:
仮想ディスクを作成する前に、物理ディスクをディスクグループとして設
定し、ホストアクセスを設定する必要があります。その後、ディスクグループ内に
仮想ディスクを作成できます。
仮想ディスクの作成は、次のいずれかの方法で行います。
•
未設定の容量から新しいディスクグループを作成する。まず、ディスクグ
ループに対して
RAID
レベルと空き容量(使用可能な記憶領域)を定義し、
次に、新しいディスクグループに対する最初の仮想ディスクのパラメータを
定義します。
•
既存のディスクグループの空き容量に新しい仮想ディスクを作成する。新し
い仮想ディスクのパラメータを設定するだけで作成できます。
ディスクグループには、ディスクグループの作成時に設定される一定の空き容
量があります。その空き容量を使用して、ディスクグループを
1
つ、または複
数の仮想ディスクに再分割できます。
ディスクグループと仮想ディスクは次の方法で作成することが可能です。
•
自動設定
—
処理が早いですが、選択できる設定オプションが限られます。
•
手動設定
—
より多くの設定オプションを提供します。
仮想ディスクを作成する際には、その仮想ディスクの用途を考慮して、その用
途に合った容量を割り当てるようにしてください。たとえば、ディスクグルー
プにマルチメディアファイル(サイズが大きくなりがちなファイル)を格納す
る仮想ディスクと、テキストファイル(サイズが小さくなりがちなファイル)
を格納する仮想ディスクを作成する場合、マルチメディアファイルを格納する
仮想ディスクには、テキストファイルを格納する仮想ディスクより多くの容量
を割り当てるようにします。