Owners Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 計画:ストレージアレイについて
- 計画: RAID コントローラモ ジュール
- プランニング:MD3200 シリーズス トレージアレイの用語および概念
- 設定:概要
- 設定: ストレージアレイについて
- 設定:イベントモニタ
- 設定:ホストについて
- 設定:ディスクグループおよび仮 想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - スナッ プショット仮想ディスク
- 設定:プレミアム機能 - 仮想 ディスクコピー
- 設定:プレミアム機能 - 高性能 層へのアップグレード
- 設定:Linux の Device Mapper Multipath
- 管理:ファームウェアのダウン ロード
- 管理:アレイコンポーネントの取 り付け
- 管理:ファームウェアインベン トリ
- 管理:システムインタフェース
- トラブルシューティング: スト レージアレイソフトウェア
- トラブルシューティング:お使い のアレイ
- 作業にあたっての注意
- ストレージアレイ 起動エラーのトラブルシュー ティング
- 通信喪失のトラブルシューティング
- 外部接続のトラブルシューティング
- 電源装置 / 冷却ファンモジュールのトラブル シューティング
- アレイ冷却問題のトラブルシューティング
- 拡張エンクロージャ管理モジュールのトラブル シューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- ハードディスクドライブのトラブルシュー ティング
- アレイおよび拡張エンクロージャ 接続のトラブ ルシューティング
- 濡れたストレージアレイのトラブルシューティ ング
- 損傷したアレイのトラブルシューティング
- RAID コントローラモジュールのトラブル シューティング
- 困ったときは
- 索引

設定:ディスクグループおよび仮想ディスク 97
仮想ディスクキャッシュ設定の変更
ストレージアレイにある単一、または複数の仮想ディスクのキャッシュメモリ
設定を指定することができます。
次は、仮想ディスクのキャッシュ設定を変更するためのガイドラインです。
•
キャッシュ設定の変更
ダイアログを開くと、
RAID
コントローラモジュール
がキャッシュ動作を一時的にサスペンドしたというプロンプトが表示される
場合があります。このアクションは、新しいバッテリの充電中、
RAID
コン
トローラモジュールが取り外された、または
RAID
コントローラモジュール
によってキャッシュサイズのミスマッチが検知された場合に発生します。こ
れらの状態がクリアされると、ダイアログで選択したキャッシュプロパティ
がアクティブになります。選択したキャッシュプロパティがアクティブにな
らない場合は、テクニカルサポート担当者にお問い合わせください。
•
複数の仮想ディスクを選択した場合、キャッシュ設定はデフォルトである選
択設定なしになります。現在のキャッシュ設定は、単一の仮想ディスクが選
択されているときのみに表示されます。
•
このオプションを使ってキャッシュ設定を変更した場合、選択したすべての
仮想ディスクの優先度が修正されます。
仮想ディスクキャッシュ設定を変更するには次の手順を実行してください。
1
AMW
で、論理
タブを選択し、仮想ディスクを選択します。
2
ツールバーで
仮想ディスク
→
変更
→
キャッシュ設定
と選択します。
キャッシュ設定の変更
ウィンドウが表示されます。
3
1
つ、または複数の仮想ディスクを選択します。
隣接しない仮想ディスクを複数選択するには、
<Ctrl>
を押してクリックし
ます。近隣する仮想ディスクを複数選択するには、
<Shift>
を押してクリッ
クします。利用できるすべての物理ディスクを選択するには、すべて選択
をクリックします。
4
キャッシュプロパティの選択
エリアでは、次が選択可能です。
•
読み取りキャッシュを有効にする
—
読み取りキャッシュを有効化しま
す。
•
ダイナミックキャッシュ読み取りプリフェッチを有効にする
—
ダイナ
ミックキャッシュ読み取りプリフェッチを有効化します。
•
書き込みキャッシュを有効にする
—
書き込みキャッシュを有効化しま
す。
•
ミラーリングを伴う書き込みキャッシュを有効にする
—
同じ
キャッシュサイズを持つ
2
つの冗長
RAID
コントローラモジュー
ル間でキャッシュデータをミラーリングします。