Deployment Guide
• 直接接続構成(イーサネットスイッチ不使用)
• ネットワーク接続(SAN)構成(イーサネットスイッチ使用)
冗長および非冗長構成
非冗長構成は、単一のホストからストレージアレイまでのパスをのみを提供する構成です。この種類の構成
は、重要でないデータストレージにのみ推奨されます。障害が発生したか取り外されたケーブル、障害が発
生した HBA、または 障害が発生したか取り外された RAID コントローラモジュールによるパスの障害は、ホ
ストが ストレージアレイのストレージにアクセスできなくなる原因になります。
冗長性は、個別のデータパスをホストとストレージアレイ間にインストールすることによって確立され、こ
のとき各パスはストレージアレイに設置されている 2 台の RAID コントローラモジュールのうちいずれか 1
つに設定されます。両方の RAID コントローラモジュールがストレージアレイ内のすべてのディスクにアク
セスできることから、冗長性により、パスに障害が発生した場合でも、ホストがデータにアクセスできない
という事態を回避できます。
直接接続構成
ホストサーバーのイーサネットポートを、ストレージアレイの RAID コントローラモジュールの iSCSI ポート
に直接接続することができます。
次の図は、シングルデータパスを有する 8 つのスタンドアロンホストを示しています。
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